雨水管カバーあそび こどものじかん(2)
カバーにはさまった土を細い棒でとっている2人。
固まってどうしてもとれない土があり 様々な棒で試して遊んでいる。
棒が折れるとゲラゲラ笑い 楽しそう。
そのうち1人が、固まった土を取りのぞくため、ジャストフィットする棒を探す旅へ!!
「あっ! いいのみつけた!」
ああでもない こうでもないと いろいろためしていた2人。
その側を 通りかかった おねえちゃん。
「なにしてんの?」
「土がはさまってとれないの」
「ふーん・・・やらして やらして」
棒を受けとるなり、思いっきり突き刺すおねえちゃん!!
わずか数秒で「はい!できた!!」
さっそうと戻っていく姿を キラキラした目で見つめる2人でした。
【連載:こどものじかん】
小さな保育園で過ごす、小さなこども達の、小さな日常。
何かの準備のための時間でも、何かを学ぶための時間でもない。
こどものじかん。
少し気を抜くと、「こどものじかん」が「大人になるための準備の時間」に埋め尽くされてしまうから。
こども達が、ただ純粋に「こどものじかん」を過ごすこと。
その豊さと愛おしさを、ある保育士の目線から見つめていきます。
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