【遊び種13】シチュエーション・カード

【タイトル】

シチュエーション・カード


【あそびの概要】

日常生活の中、たとえばご飯を食べるときや宿題をするときなど、子供がいまいちやる気を出さないときに、
・海の中
・砂漠
・宇宙
・恐竜時代
・探検隊
などなどの各種シーンが書かれたカードを引き、そのシチュエーションになりきって大人も子供も遊びながらタスクをこなしていくためのカード

シーンをクリアするともらえるメダルのようなものも同梱し、ケースも用意。いくつ集めたら〇〇する、楽しみもあると良い。


【あそびのポイント】

■子供の集中力を引き出す
小さいこどもがいる親の人はわかると思うんだけど、子供って集中力がぜんぜんもたないこともあれば、呆れるくらい集中することもあります。
たのしい、と感じることには全力で、しかも親が驚くくらいの成果をだしたりもするので、それを日頃も引き出してあげるのが大事。

■カードには、できるだけ日常とかけ離れたシチュエーションがオススメ
せっかくなので、日常とはまったく違うシチュエーションを用意してあげるほうが、大人も子供も楽しめます。たとえば、
・宇宙船の中
・海底都市
・〇〇の国の人だったら
・◯日ぶりにちゃんとした食事を食べる人のつもりで
・恐竜になったつもりで
などなど。

■一緒にやる親も、本気でやる
これ、どっちかというと、こどものためよりも大人のためのものでもあります。子供の相手は楽しいこともあれば大変なことも多いので、その中にちょっとした非日常をいれることで、ストレスの発散になる…と私は思います。
だからこそ、親も大人もやりきる。

■ごほうびは控えめに
ご褒美を用意するのはいいのだけど、それが目的にならないような控えめなものにするのが大事。
空間と時間をあそぶこと、を楽しんでもらって、ごほうびはあくまで「参加賞」のイメージがいいかなと。

■実は幼児じゃないほうがおもしろい
この遊び、こどものごっこ遊びじゃん、と思う人もいると思うんだけど、じつはこれ、年齢が高い子どもが本気になったほうが面白いことが多いです。なぜならそれぞれのシチュエーションに対しての知見があり、リアリティを出すことができるから。
ある意味、意味のないことに対して真剣になれる子、将来有望。


【あそびの注意点】

あくまで本気でやりきることが遊びを楽しむポイントなので、やるならシチュエーションのリアリティを追求して遊びましょう。
意外とみんな照れちゃうんですが、こちとら真剣に遊んでるんだ!

課題としては

・やっぱりちょっと照れを伴うものであるため、いかに巻き込むかが難しいときもある
・ゲームマスターの存在が不可欠で、場のバランスを調整したり、なによりその人が本気になっている、ということがゲームの盛り上がりを左右してしまう。

以上!
真剣に遊ぶ、というのが日常の社会での優先度が低いのは、本当に変えていきたいなあ、と思う。みんな、遊ぶために生まれてきてるんだけどなあ。


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