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【遊び種14】〇〇日後に完成する壁紙

【タイトル】

〇〇日後に完成する壁紙


【あそびの概要】

家の中の壁面に1日に1本ずつマスキングテープを貼っていき、決めた日数後に1つの絵を完成させる遊び

一人で1年かけて、でもいいし、
家族や同居人で1ヶ月毎、でも、自由に設定して良い。

どういう絵を作るか、については相談しない。

できあがりまでの過程は、SNSなどに発信するなどして継続性を高めることが重要。


【あそびのポイント】

■どういう絵ができあがるかわからない面白さ
何を書いているかを相談することは禁止にすることで、複数人で行う場合、10日目以降くらいにならないとそれぞれがどういう絵を目指しているかがわからない。また、わかったとしてもそれに従う必要もないし、逆に協力してもいい。だれか一人が思い描いた絵が完成することは絶対にないので、そこを楽しめることを前提に始めましょう。

■できる限り大きな絵をつくろう
家にいる間、視界のどこかに入ってるとちょっと楽しいので、その壁紙の範囲でできるだけ大きな絵を作ることをおすすめします。
作品としても良いの出来そうですしね。

■続ける、ことに意味がある
1日1本、という制約によってモノっぽくなるまでけっこうな時間を要します。また、逆に、想定した〇〇日よりも早くパッと見完成!みたいなかんじになることもあるかもしれませんが、大事なことは「続ける」ことです。
根気よく、完成しても更に継ぎ足していくことで、長く未知の作品を作る楽しさを味わえます。

■過程を撮影していくと、たのしいタイムラプスができます
継続のポイントとして、1日1本のテープ貼りの時間をある程度決めてしまう、というのがあります。
さらにそのときに、さっと写真撮影もしておくと、毎日制作過程の写真が溜まっていき、完成した写真をつなげてタイムラプス的な動画にすると、なかなかおもしろい作品ができそうです。

■この壁だけの時間の流れをたのしむ
日常、慌ただしい時間の中、このテープ貼りだけとてもスローな世界線の中の作業になります。そういう時間の流れの変化を味わう場所として、少しふっと気を落ち着ける時間になれれば良いかも。

■いつ終わってもいい。描き続けてもいい。
「あそび」の良いところは、いつ終わっても良い、続けても良い、というのが参加者に委ねられているところだと私は思っています。
この遊びも例外ではなく、つらくなったらやめてもいいし、1日飛ばしたって全然かまわない。そういう「逃げ場」としての壁が家にあると、少し安心するかなあ、と。


【あそびの注意点】

1日に1本、というところがポイント。
だが、子供が参加するときにどうしてもそれを守れないことがある。のであれば、今日だけは2本ね、ではなく、その子だけ1日2本、というふうにルールを定めることが重要。
「この壁紙アートは自分の思い通りにならない」ということも、この遊びの醍醐味であるので。

課題としては

・壁紙の汚れを気にする場合、マスキングテープを厳選してください
・だれかが、剥がしたり、1日1本のルールを破ったときにまたやり直すか、継続するかについてはプレイヤーのみなさんで決めればいいかなと思いますが、個人的にはいったん無慈悲にリセットするのをおすすめします。

以上!
少しずつ絵ができあがっていくこと、その一部として参加すること、日常のほんの数分間だけ別の世界のアーティストになれること、あそびの要素をふんだんに含んだ楽しい時間になります。ぜひ。


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