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no.1 : 『フィンランド公共図書館-躍進の秘密-』

第一回目はフィンランドの図書館について書かれた『フィンランド公共図書館 躍進の秘密』(吉田右子・小泉公乃・坂田ヘントネン亜希)

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この本のまとめに入る前に、ルールを決めたい。
[3シバリ]
ルールとは、本を3つのポイントに絞ってまとめること。それは、内容でも良いし、自分の印象に残ったことでも良い。
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この本の[3シバリ]

①みんなのリビングルーム

フィンランドでは、公共図書館は「みんなのリビングルーム」というコンセプトがしっかり浸透している。それは、家のリビングルームのように居心地が良いということ、そしてさまざまな行為が許されているということ。

長居することや、飲食、会話なども許されていて、人が思い思いに過ごすことができるのが何よりも魅力的。

BDSの機械(貸出手続きがされたかチェックする機械)がないことや、閉館時でも自由に入館できる図書館(セルフサービス)もあるなど、フィンランド人のモラルの高さや地域の人同士の信頼関係などもこのような図書館ができていることと大きく関係しているのだろうなと思った。

と同時に、本当に問題がないのだろうかとも思った。

あと、フィランドでは学校に学校図書館がないこともあり、学校の教育の一環として公共図書館で授業を行ったり、訪問することがあるらしい。だから、小さい頃から公共図書館がみんなの馴染みの場所となり、生涯「みんなのリビングルーム」として認識されるようになっているらしい。

②公共図書館の既成概念に囚われない取り組み

図書館が紙媒体の情報だけを取り扱う時代は終わり、今はもう地域のなんでも屋みたいな場所になりつつあるみたい。

楽器の貸し出しや、練習室の貸し出しなど。そのほか、ミシンや工具などの道具・機械の貸し出し。

図書館というよりかは、「何か楽しいこと、面白いことに無料で取り組める場所」といった感じ。

公共のサービスがこれほど充実していて、かつそれがちゃんと地域の人に利用されているのが素晴らしいなと思う。

③学びに対する姿勢

生涯学び続けること、新しいことを知ること。
フィンランドの人は「学ぶこと」を純粋に楽しむ人が多いのかなと思った。

日本だと学びを「勉強」と捉える傾向にあるかもしれないけど、何かを学ぶには理由や目的はなくてもいいし、学ぶこと、知ることが楽しければそれだけで十分なのかなと思った。

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とりあえずは、こんな感じ。次回(5/1)は『構造デザイン講義』(内藤廣)の予定。

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