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独立な試行の確率と日常生活

こんばんは、皆さんは「独立な試行の確率」という言葉を聞いたことがありますか?

数学や算数の授業で、聞いたことがある人が多いと思います。


独立な試行の確率とは、現在の事象が起きる確率が、前の事象に起きた確率に関わらないことです。定義だけではわかりづらいと思います。。

例えば、さいころを振るときに1の目が出る確率は(6つの目の中からその1つがでるので)1/6ですよね。次に1の目が出る確率も1/6です。その次も1/6、その次も1/6。何回続けても1/6です。これが独立な試行の確率です。

でも感覚としては、1の目が出たとき、2回連続で1の目が出る確率は1/6よりも低く、3回連続で1の目が出る確率もっと低いような気がします。

つまり感覚として、実際は独立している事象なのに、前の事象に依存して次の事象が起きると錯覚してしまうことがあります。

これは日常生活でも同じだと思います。あるプロの麻雀士の方も同じようなことをおっしゃっていました。人生には、自分でコントロールできない部分があります。それの起こる確率は、多くの場合独立した事象です。いいこともあれば、悪いこともある。

いいことが連続して続いたらと言って、次にいいことが起こるとも限らない。その逆もしかりです。なので、日常生活の運の要素には一喜一憂しないことが肝心です。

だからと言って、自分の努力できる部分をおろそかにしていると、サイコロを振れる回数が減ってしまうので、「人事を尽くして天命を待つ」ことが重要であると思います。

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