今日の日記(5/20)

 一日は二十四時間ある。
 そのうちの一体いくらを自分の時間に充てることができているのだろうか。
 ここにおける自分の時間を定義しよう。趣味であるラジオや読書、筋トレなど「仕事とは切り離された時間」とする。

 朝は五時半ごろに起きる。準備時間までの一時間ほどを読書に充てる。六時半ごろから準備を始め、七時前に家を出る。職場に着くのが七時十分ごろ。この時点でおかしいことに、日記を書きながら改めて気づく。
 退勤は夜八時になることが大概である。実に十三時間も職場にいることになる。人生の半分を仕事に費やしていると思うと、血の気が引く。現職に見切りをつけた要因としてこの点はとても大きい。
 帰宅後、夕飯と風呂を済ませる。調子が良ければ九時過ぎに寝る準備が整う。noteに日記を書き、そこから最大一時間ほど読書をする。
 起床後および就寝前のこの時間が、私を支えている。この時間まで侵食されれば、私は崩壊の一途を全力で駆け抜けていくであろう。

 整理すると、私は一日のうち二時間しか自分の時間を過ごせていないことになる。
「仕事をなんとかして早く終わらせろ」という指摘もできようが、これが中々上手くいかない。業務は積み上がるばかりで、業界全体で減らす感覚が非常に希薄な現状がある。その中でやれることをやるしかない。

 平日に筋トレなどできない。そこまでの元気があればこの場でこんな文章は記さない。週末でも構わない。続けていくことに意味がある。

 ラジオも読書も筋トレも、どれが欠けても私にはなり得ない。今のところは。人間は絶えず流され変化する生き物であるから、これからどうなるかは私にも分からない。今を精一杯楽しむのみである。

 阿呆は阿呆らしく、阿呆に生きるのである。
 楽しく、大胆に、面白い方へ進むのである。

 さあ、ラジオを聴いて、本を読んで、明日へ繋げよう。


 おやすみなさい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?