アートポップ

はじめまして、ddha天です。JKラストイヤーなどといった華々しい言葉はよくSNS上やプリクラの落書きで目にすることが多いですが、私はJDラストマンスです。華々しさのかけらもない。あと2週間で大学を卒業するただの小娘です。つい4日ほど前に、とある作家さんのエッセイを読んで、自分の考えや体験を作品にすることに魅力を感じました。そして、昨日の夜中に文章を書き始めました。それが先の「台湾旅行記_1」です。本当にポンコツみたいな話が長々と続いているだけなので、台湾という土地に興味がある方、これから卒業旅行で海外に行く方はぜひ読んでいただけたらと思います。読まなくても大丈夫です。

ここでは自己紹介がてら、わたしのこれまでの創作活動と読書についてまとめようと思います。完全に自分用です。タイトルのアートポップは、私が小学生の頃憧れていたレディー・ガガさんが2013年にリリースした"ARTPOP"というミュージックアルバムの標題をお借りしたものです。読書や創作活動と私のこれまでの関わりをまとめるのに適した表現だと勝手に思いました。ちなみに、小学校低学年のときは一世を風靡した彼女の"Poker Face"という曲を、耳コピで家族や友人の前で恥ずかしげもなくカラオケで歌ったりなどしていました。聞くに耐えない英語力、そして歌唱力だったと思います。どうか皆さん、あの記憶消してくれませんか。

本題にいきましょう。創作活動といえば、小学校低学年の頃は漫画家に憧れ、自作の漫画を制作していました。しかも週刊少年ジャンプみたいに、何話もストーリーがあるやつ。5つほどの漫画を1から作り、15作ほど連載していました。もちろん全て著者は私です。ddha天先生てんこ盛り連載です。そんなおぞましい漫画を私は意気揚々と毎号家族に見せていました。今考えても死にたくなる過去です。

小学3年生の時には、国語の授業で自分で短い物語を作ってみる活動が一度だけありました。私の物語の書き出しは、中年男性である主人公が仕事終わりの飲み会の帰り、「今日は飲みすぎちまったな...」と言いながら1人で深夜のバス停の時刻表をケータイのライトで照らしている描写でした。先生には、「確実に小学3年生の感覚ではない」と言われたことをはっきり覚えています。当時はけなされたのだと思い大変ショックを受けていましたが、今考えてもギリ悪口なんじゃないかと思います。

読書とは、かなりの長い付き合いです。物語を読むことは小さい頃から好きでした。小学1年生の春、当時小学2年生で同じ小学校に通う姉が、毎日放課後に学校の図書館に行き本を借りているのを見て、なんかかっこいい!と憧れた私はそれ以来図書館に通い出しました。小学生当時ハマっていたのは探偵もので、絵に興味があったのでたまに世界の美術画をまとめたデカい本を読んだりしてました。小学校5年生の終わりに、通っていた小学校全生徒の中で1年間の貸出冊数が多い生徒のランキングが集計され、図書館前の廊下に張り出されました。

なんと私は2位にランクインしました!そして1位はまさかの姉でした!

ここまで来ると本当に気持ちの悪い姉妹ですよね。ちなみに私は毎日図書館で本を借りていたので、私より4〜5冊貸出数の多い姉は、図書委員として何かインチキしたんじゃないかと今でも思ってます。

小学校6年生に上がり、姉の軌跡を辿るように私も図書委員に所属しました。図書館のあの静かな雰囲気、そして休み時間も本に触れられるのが幸せでした。本が好きすぎるあまり、社会の授業中に社会の資料集を開いて机の上に垂直に立て、それを壁にして机の上で本を読み、バレて先生に叱られたこともありました。友人にはあんなバレバレの工作をして馬鹿なんじゃないかと言われたことを覚えています。先生すみませんでした。

中学校に入ってからは、勉強や部活動で本を読む機会は減ってしまいましたが、それでも友人と共に学校の図書館に通っていました。当時は湊かなえさんにすごくハマっており、休み時間に読むことも多かったです。私の中学の制服はブレザーだったので、ジャケットには大きなポケットが二つついていました。その両ポケットに文庫本を1冊ずつ詰め込み、移動教室や全校集会の合間にも読めるように常備していました。今考えると本当に恐ろしい中学生だったと思います。何よりも見映えが。夏はブレザーが着用できない代わりに、上着だけジャージを着ることができました。ジャージは裾の部分を絞ることができるタイプで、絞ると裾部分にたまりができるので、そこに文庫本を2冊ほど入れて持ち歩く高等テクニックも身につけていました。側から見ると、ジャージの下部分に四角いでっぱりが少し見えるんです。本当に気持ち悪いですよね。思い出したくない過去です。

高校ではさらに勉強に追われ、ほとんど読書をしていなかったと思います。大学では、自分の専攻分野に関する学術書をたまに読むくらいで、小説やエッセイを読むことはほとんどありませんでした。しかし、大学四年生の3月というこの時期に、また読書にハマりかけています。

こんなに語っておきながら、好きな本を聞かれると湊かなえさんの「豆の上で眠る」、東野圭吾さんの「秘密」など、読書好きを語るにはあまりにも王道すぎる返答しか持ち合わせていません。

今までは、文を読むことしかしてきませんでしたが、大学生になって、文を書くことの機会が増えたように思います。大学3年生の時に就活をして、中学の読書感想文ぶりに自分の考えを文章にする経験をしました。言語化が今まで苦手だった私にとって、苦手を克服するチャンスであり、さらに就活を経て文章を書くことに抵抗がなくなりました。今までは創作活動の趣味といえば絵を描くことぐらいだったのが、文章の創作活動もできるかもしれない。そう思うようになりました。そして半年ほど前に、川柳に挑戦してみました。語っておいてなんですが、2〜3作完成したところで飽きて辞めてしまいました。めんどくさがりの3日坊主です。エッセイは本当に気楽に、思いついたことを記録する程度でやっていきたいと思います。

これから、読書を楽しみながら、文を書くことも楽しんでいきたいです。

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