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大義のベキベキ星人、恒星の前に惜敗

身体の経年劣化に伴って、深呼吸と溜息の境界線が溶け消えてしまった。

「この年齢ならこうあるべきかも」
「この性ならこうあるべきかも」
「この仕事はこうすべきかも」
のべきべき大気を吸って吐いて
肺胞が麻痺し切ったらやっと“一人前の大人”へとレベルアップな無理ゲーの最中、

此方としてはただ生きているだけで誰かに褒めてほしいくらいです。ああそういえば、「誰」って漢字には人間以外のものも含まれるんだっけ。

「こんなことを書くべき」から解放され、
自由気ままに適切な用法用量を書き綴ろう。
もっと自由に生きて死のう。

せめてこの人生の真ん中に自分を据えて
不運にも巻き込まれた星たちを愛しませう。

何処にでもあるフツーの会社で、
特に派手さのない通常業務をこなしながら、
特に何の期待をすることもなくただデスクに座ってポッキーを食べながら、
親知らず抜いたばかりで晩御飯美味しく楽しめないなぁって思考の狭間。

見えない読者さん初めまして。
きっと仲良くできるさ。

SUN

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