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旅と経営の共通点

サンカラ・司法書士の阿部です。

令和5年5月8日(月)から新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが、

「新型インフルエンザ等感染症(2類相当)から季節性インフルエンザなどと同じ5類」

に移行しました。

今後、法律に基づいた外出自粛の要請等はなくなるため、
国は行動制限を求めることができなくなり、

感染対策は個人の判断に委ねられる他、
幅広い医療機関での患者の受け入れを目指すなど、

3年以上続いた日本のコロナ対策は、
大きな転換期を迎えました。

旅行

そんな中で、渋谷・秋葉原・浅草等の街を歩けば
海外からの観光客の方を多く見かけるようになりました。

また、羽田空港や成田空港へ行くと
以前のように旅行者が増えてきているように感じます。

なお、国内旅行について観光庁は、
全国旅行支援を利用する際に

新型コロナウイルスのワクチン接種証明書や
陰性証明書の提示が不要になると発表しました。

いったん沈んでしまっていた旅行業界は
盛り上がっていくのではないでしょうか。

一人旅

近年、一人旅の人気が高まっているそうです。

旅行のグループサイズは縮小の傾向で、
「どこに行く」や「何を食べる」等、

他者と合わせることをわずらわしく感じ、

コロナ禍は自分の興味に合わせる
「個人化」の流れを後押ししたようです。

宿泊旅行の同行形態を尋ねると、
一人旅は、トップの夫婦2人旅に次いで
なんと2位の数値だそうです。

旅と経営

司法書士の仕事をしていると
旅は、少し会社経営に似ていると感じます。

基本的に会社は、自己の資金で、
自己がやりたい事業を行うことにより

定めた目的地・ゴールに進んでいきます。

もっとも、自己資金ではない旅であったらどうでしょうか。

例えば、

「このお金で、どこどこに行ってきて」、
「どこどこに行った際には、これこれを買ってきて」、
「行き方は、飛行機ではなく、新幹線で」

等々、資金提供者からのオーダーがあれば、
なかなか断れないでしょう。

会社も同様で、株主が他にいたりすると、
自分がやりたい事業ができなかったり、

ゴールを自分で定めることができなくなったりします。

また、旅行の同行形態、つまり経営者や役員の人数も
決められないこともあります。

そういう意味では、一人旅、
会社でいう一人株主・一人役員が
誰にも邪魔されず快適かもしれませんね。

資金提供

しかしながら、外部からの資金提供を受け入れることや
自分以外の役員を入れることのメリットももちろんあります。

やはり、多くの資金があれば
やれる事業の数ややれる事業の範囲は拡大し、
スピードだってどんどん加速していきます。

役員がたくさんいれば、

自分が気付かなかったことを気づかせてくれる可能性や
自分だけではできないことを実現できる可能性も増えます。

これから起業する方や起業したての方に対しては
誰の資金で、誰と行くのか、どこへ行くのか、どのくらいのスピードで行きたいのか、

多角的に考えて、会社経営という良い旅に出ていただきたいと思っております。

阿部舜
ITに弱い司法書士
(システム選び、法務、登記)

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