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都会でこじらせたから、田舎に移住した。

朝起きて、洗濯やら掃除をして、
布団をほして、朝ごはんを食べて、
書類の整理をして、
適当にTwitterやら、
Facebookをスクロールして、
誰が書いたかわからないnoteの文章に
吸い込まれたりもして、
ケーキを焼いている合間に
シャワーを浴びてみたり、
読みかけの本を読みかけたり、
お昼ご飯を食べながら、
考え事をして、
洗濯物と布団をといれたりして、
突然、何も考えたくなくて
ゲームを始めてみたり、
野菜室の様子を見て、
ジャーサラダを作ったりもした。
お腹がいっぱいになって昼寝もして、
失敗したケーキを今、
食べているところ。




あー、なんかしたい!
的な感覚で田舎に移住してみたのに、
私が想像していたのとは
違う夏が来た気がする。


田舎で過ごす夏は、
より一層自分に近づけるような、
そんな夏になった気がする。
もしも、今年も都会に居たら、

「私の本当に大切なもの」

なんて、
きっと何ひとつわからなかっただろうと思う。

例えばだけど、
この環境に自分の家族が居たら、
どんなに幸せなのだろう。
とか、
子供がいたら、
きっと家事はそう簡単に進まないのかな?
とか、
予定すら、相手すらいないのに、
近頃はそんなことを考えるようになった。

白馬の王子様はきっと来ると、
そんな風に思っていたんだろうな。と、
今はそんな風に、都会に住んでいた私を思う。
当時はそんな自覚があったわけではないのだけど。



今日のお日様できっと布団が極上。
そんな瞬間をまったりと、
それぞれが好きなことをしながら、
一緒に待てる、
そんな人と一緒になりたいなーとか、
考えてたりしてる。
そのころまでには、
もう少し、
上手におやつが作れるようになりたいと思う。

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