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シン・二ホン この国はもう一度立ち上がれる「令和への黒船」AI×データ時代における日本の再生と人材育成

AI×データの時代が到来する。
ビッグデータとAIで課題を解決し牽引していく時代に突入する。

データとAIを活用できていない企業は淘汰される時代になるという。
企業の価値を表す時価総額ランキングにおいて、十数年前までは、
銀行、自動車メーカー、石油会社がランキング上位を占めていたが、
2019年には、Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoftなどの
データとAIを活用した企業に入れ替わっている。
時代は完全に変わった。

従来までは、土地や工場、石油など実際に存在するものから
企業が価値を生み出していたが、
今やデータとAIという形のない空間の制限を受けないものから
企業が価値を生み出すようになった。
空間や資源に制限を受けずに成長するため、
指数関数的に増加していく。
その中で、時代とテクノロジーが進歩することで、
現時点から数年後の未来を予想することは極めて難しい。

そのような観点で見た時、
この日本は危機的状況なのである
データの量と処理するインフラ、人材が不足している。
データ量は
検索エンジン、SNS、ショッピングサイトがなければ確保できない。
立ちはだかるのは、GAFA、BATHなどアメリカ、中国の企業なのである。
日本国内の企業では規模があまりにも違いすぎる。

データを処理する基盤の力においても通信代、電気代の安さが要となる。
日本の電気代は、アメリカの5倍から10倍であり、中国はアメリカよりも安い。

これからの時代のエンジニアは、
ビッグデータを高度に扱える人材が求められる。
トップはアメリカであり、次ぐ中国、インドに比べ、
日本は圧倒的に不足している。

日本はまさに、黒船来航の危機に瀕している。
ペリーが黒船に乗り日本に来航したが、
そのあまりにも進んだ文明に日本は唖然とするしかなかった。
海外で産業革命が起き、産業が発展していっている中で、
その脅威を知らず、国内で暮らしていたあの時代に戻ったようである。
我が国は、グローバル化した現代において、
データとAIのビッグウェーブに完全に乗り遅れている鎖国状態なのである。

でもだからこそ、日本には這い上がるチャンスがある。

9割以上が農耕に従事していた日本であるが、
明治維新によって開国して以来、
日本は急速な発展を遂げて見せた。
産業革命の波に遅れはしたものの、
技術力によって世界のトップに踊り出たのである。

そこには勤勉さや真面目な国民性が大きく影響していたのではないか。
その点に関して強く関心を抱く。

黒船が再び来航した令和の時代においても
その本質は変わらないように思う。
日本国家は、欧米列強を凌駕する素質を持っているのではないだろうか。

社会問題の原因を追究すれば、歴史を学ばざるを得ない。
日本の歴史には多くの学ぶべき教訓があるように思う。

日本の未来を切り開く糸口は意外にも最も身近なところにあるのかもしれない。

備考

世界人口の「1%」の人間が
残り「99%」の人間より多くの富を所有しています。
(貧困撲滅に取り組む国際NGO「オックスファム」の調査より)
明らかに、社会制度、制度の根源となる考え方に
問題があるように思います。

日本が現代の社会問題を抱えるようなった原因は、
必ず過去にあります。
原因を知るためにも、歴史の事実を認識しておく必要性があります。

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