卒論を終えて学んだこと
丁度3週間前に卒論を提出しましたのでそこから学んだことを書き溜めた位と思います。僕は経済学部生で、一般的には卒論はちょろいと思われています。ただ僕の属していたゼミだけははずれ値で厳しかったです。そのため辛かったですが学んだことも多かったです。
スケジュールが命
教授が提示したスケジュール感としては4年の前半期は先行研究のまとめを行い、テーマ設定。後期はデータ分析及び執筆していく。というものでした。結論から言うと僕はテーマが決まったのが12月。それまでは「ロジックが破綻している」「その仮説は意味をなさない」など教授に突き返されまくる日々でした(今振り返っても泣きそうw)。こうなった理由は間違いなくスケジュールを考えず付け焼き刃でやっていたからです。前半期は就活、夏休みはNPO団体の活動で卒論は一ミリもやってませんでした。完全になめていたのが失敗の原因でした。
卒論執筆における敵を「締切日」だと勘違いしていました。敵は「教授」です。教授から許可が下りないと前にも進めません。スケジュール感を把握し、敵を見誤らないことが重要だと学びました。
キャッチアップ力が最強のスキル
卒論執筆にあたって重要なスキルは統計学・統計ソフト活用力・Excel(データ加工)・文章作成(教授を説得用)でした。僕は統計学が死ぬほど嫌いで専門課程でも避けて通ってきました。4年生になって初めて知りましたが経済学の論文で統計学の知識なしで読める物はほぼ無いです。これにはビビりました。99%の論文は統計学を土台に執筆されています。このために算数レベルから怪しい僕が友達に質問しまくったり、「サルでもわかる」的な統計学の本を読み漁りました。「社会人ってこんな感じかあ」って思いました。同時にゼミには超秀才も居ます。彼らはびっくりする勢いでやったことない領域でもガンガン習得します。統計ソフトっていっぱいあるんですがそれはまじでやり方わかんなかったので彼らに頼りっきりでした。「キャッチアップ力」つけねば。。。と思いました。
結局はメンタル
長々と書きましたが結局はメンタルの強さが重要です。卒論執筆中は「卒業できるのかな。。」という不安や周りに遅れを取っている焦りが頭を駆け巡ります。加えて僕の場合、教授がマジで鬼でした。「君はいつからそんなに退化したの?」や「10年以上見てきて一番出来損ない」等、ハードな言葉のプレゼントも頂きました。(卒論提出してからは愛ゆえだったと知りましたが辛かったです(笑))
これらを乗り切るのも結局はメンタルです。これから卒論に挑む22卒の皆さん、頑張ってください。卒論で留年なんてありえません(笑)
盲目的にならず星空を眺める心持が大切です!
辛かった卒論執筆経験について語ってみました。社会人になっても詰められたり、怒られたり、新しいことが待ち構えると思いますが「スケジュール感」と「キャッチアップ力」を大切に高みを目指していきます。
それでは良い一日を。スン太郎。
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