日記 20240826
少し離れたところに住んでいるお友だちに、バースデーカードを贈る。彼女に似合うカードを探してお店を巡って、配達にかかる時間を逆算しながらポストへ投函する。当日の間に、手紙が届いたよ、と連絡が来るのを、そわそわ、わくわく待つ。
久しぶりに会おうよ、と声をかけてもらって数年ぶりに再会する。あの頃とは変わったそれぞれの環境、会わなかった間に辿ってきた、一人一人の違う道。それなのに変わらない、あの頃のままの笑い顔。安心して、嬉しくなった。別々の人生を歩んでいる私たちの時間がまた重なる。きっとすぐにまた会える、そう思えた。
会えば概念的な話をいつまでもどこまでも語り合う。正解のない思考が混ざって、拡がって、また自分の中に強さと余白が生まれていく。自分と他者に向き合い続けたかけがえのない時間を、今も一緒に持つことができる、稀有な仲間たち。
そして、10年以上定期的に会い続けてくれて、飲むものがファミレスのジュースからお酒になっても、話題が将来や健康の話になっても、変わらず傍に居てくれる心底優しい人たち。
温かい思い出と共に思い浮かぶ、大切なお友だち。私の宝物。
「ありがたい」という感謝の気持ちを表す言葉があるけれど、私はあえて、いつだって「有難い」と書きたい。字のごとく、有ることが難い、容易くない存在だと思うから。思い浮かぶ私の大切なお友だちはみんな、本当に有難い存在だ。
今年に入ってから、昔からのご縁を繋ぎ戻してくれたり、新しく紡いでもらう機会が多い。いつだって声をかけてくれるのはお友だちで、いつだって私は温かい愛情をもらってばかりだ。
「両手で掬えるだけの大切を、ちゃんと大切にできるように」
私のモットー。これまでたくさん掬ってもらい救われたからこそ、これからは返せるように。
そんなことを改めて考えながら、今日の終わりを迎えている。きっともうすぐ、暑い暑い夏も終わる。
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