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真面目に堅実に一般入試を受けた話


はじめに

 Hallöchen! 最近ドイツ語の勉強がやばいsunです。これは特色入試と比べてそれなりに計画的に真面目に一般入試を受けた話です。直前期の生活と試験中に考えていたことを中心に書こうと思います。

直前期

 直前期は朝起きて、理科と英語の過去問をやり、残った時間で難単語の暗記と文理共通の現代文をやるという単調な生活をし続けていました。家に引きこもってこんな生活をしていると精神が病みだして、情緒がおかしくなってきます。幸いにも話す友達がいたので耐えることはできた。マジ感謝愛してる。
 試験1週間前にもなると自分の答案を採点するのがしんどくなってきます。このミスで落ちるんかなぁみたいな囁きが頭の中で響きだして嫌になってくる。ここらへんで今まで解いた過去問の復習に移って、空き時間に数学の過去問を解きだしました。数学はえげつない難化がおこるだろうと予想して1セット90分に収まるように解いてました。これが本番で効いてきます。
 前日には数学と古文の知識を確認するだけで、あまり勉強してなかったと思う。たくさんの友達から頑張れよ~って応援のLINEが来て、本番で見るために全部写真撮って保存してた気がします。友達って最高だなぁって思ってた。

いざ本番

 本番の各科目について書く前に僕が共テ後に立ててたこんぐらい取れば受かるだろう作戦の点数を載せときます。2024の試験は数学が過去一の難易度で理科は2019と2020の中間ぐらい、国英は普通の難易度になると予想してました。

・数学 180/200 
・英語 90/120 
・理科 160/200 
・国語50/100
     計720/1000

数英は模試で点数にぶれがほとんどなかったので本番なら取れるだろう点数。理科と国語はこけても死守したい点数として設定しました。本番ではほぼ同じ点数の取り方だったのでそれなりにいい計画だったと思います。

1日目 国語

 国語は秋実戦の+20ぐらいにはなると聞いていたので75前後取れたらあつすぎると思いながら試験が始まりました。解いた順番は3→1→2です。
 古文は訳しにくい単語もなく満点に近い解答をかけたと思います。予備校の模範解答と見比べても24/30ぐらいだと思う。古文は普段より時間をかけて25分ぐらいで解答を書き上げた。
 文理共通の現代文はこけました。 (1)以外は要素が1,2個しか書けなかったです。10~15/40ぐらいだと思う。文章中の「ガウ。」で1分ぐらい謎につぼに入った後、いくら考えてもできないものはできないので35~40分ぐらいで切り上げて理系のみの大問に移ることにしました。

ガウ。

 理系のみの大問は文章が短いのでやりやすいです。20~25分ぐらいで書き上げて、残りの時間で各大問の誤字脱字を確認しました。点数は15/30ぐらいだと思う。
  試験後は耐えはしてたと思いながら昼ご飯を食べて、数学は特にやることがないので寝ました。

1日目 数学

 この年の悪魔、数学の試験が始まりました。問題を最初の5分で確認した後、6→1→4→2→3→5の順で解くことにした。計算問題の5を最後に回したのは計算が合う気がしなかったからです。僕が数学で180と設定したのはどこかでどうせ間違えるという考えからです。
 1問目に選ばれた6は普通に選ぶべきじゃなかったです。ここで僕は60分を消費してしまいます。選んだ理由は1(2)が$${1}$$, 5(2)が$${1}$$, 6が$${\log_{10}{2}}$$に収束することは問題を見たときに分かって、その中で一番典型的な問題と思ったからです。順調に$${k}$$の不等式を作って、ガウス記号で$${N_n}$$と$${L_n}$$を不等式で挟んで、極限を飛ばす式を出したときに60分が飛ぶ事件が起きました。普通に計算すればいいものを、僕は楽しようと無駄に式変形をしだしました。極限を取るとあら不思議$${\dfrac{0}{0}}$$の不定形になります。

後半の解答全消しです。

楽しくなってきました。この後は急ぎながら解答を書き上げて、答えが$${\log_{10}{2}}$$になることを確認して解き終わりました。ランダウ記号を使うのを渋ったことをちょっと後悔しながら解き進めます。
 そのあとは、いつも90分でやってるんやからまだ余裕やんって思い、落ち着きました。1をしばき、4をなにがしたかったんだろうと思いながら通り過ぎ、2は一瞬逆像法で頑張ろうと悪魔が囁いてきたけどベクトルみたいに捉えて解いた。3はねじれの位置とか懐かし~って思いながら解き、5にたどり着きました。この時残り30分ぐらいだったと思います。面積を求める問題です。このときの僕の答えがこちら

$$
a \log{ \dfrac{a + \sqrt{a^2 +1}}{a + \sqrt{a^2 - 1}}} + a - \sqrt{a^2 + 1} + 1
$$

そして予備校が出した答えがこちら

$$
a \log{ \dfrac{a + \sqrt{a^2 +1}}{a + \sqrt{a^2 - 1}}} + \sqrt{a^2 - 1} - \sqrt{a^2 + 1} + 1
$$

絶妙に違う… これのいやらしいとこは(2)はちゃんと正しい答えが出るとこ。なのでこの問題は(1)の途中までと(2)の$${a\log{ \cdots }}$$の項が$${0}$$に収束する証明の部分のみで、計算問題だから大した点は期待できないです。
 想定通りといえば想定通りだけど全完を逃したのは少し悲しい。

2日目 英語

 2日目です。おはよう、めっちゃ気持ち悪い。少しだけ朝ごはんを食べた後、家を出ようとしたらちゃんと吐きました。母親はこの時に+1を考えたらしいです。一方その時、僕はこれで受かったらめっちゃかっこいいやんとか能天気なことを考えてた。人生はノリです。この日は倦怠感・頭痛・めまいと戦いながら問題を解くことになります。
 英語は前半30~45分間めまいと頭痛に襲われてました。めまいが治ることを祈りながら、文単位で精読する余裕がないので各単語のあり得る訳、全体のおおまかな流れ、和文の言い換えを最初の1時間でメモしました。そのあと残りの時間で答案を書き上げました。空欄補充?あんなの勘です。英強が間違えているのにこの体調で解けるわけない。
 英語は耐えて終わりました。昼ご飯は食べるとまた吐きそうだったので何も食べずに外の空気を吸ってました。

2日目 理科

 ラストの科目です。この時には倦怠感以外はなにもなく状態はちょっと悪い程度でした。問題を解いた順番は物1→物2→物3→化3→化4→化1→化2です。
 物理は全体的に頭を使う場面が少なくてこの時の体調にとってはありがたかったです。力学だけ少し時間をかけた後他2題を解いて、次元と重大な雪崩がないかの確認だけして化学に移りました。残り時間100分です。
 化学の3、有機でやらかします。等価な炭素原子やシス付加、アンチ付加の誘導のあるページをすべて飛ばしたときに構造式の書き方の例も一緒に飛ばしてしまいました。つまり、解答の指示を無視してこの大問を解きました。そんなことも気づかず簡単だなぁと思いながら4も処理して、理論の1, 2に入りました。残り70分です。
 理論の結晶はなに言ってんのお前って感じでさっぱりでした。まず八面体の空間が見つからない。そのあとはだいたい解けたので耐えた~って思いながらすべての試験が終わりました。

3日目 面接

 面接での話は入室するときに窓のブラインドに当たったせいでめっちゃでかい音鳴らしてそれに驚いて「わっ」って内なるちいかわが出てきたぐらいです。他は特になんもない。
 特色入試とは違って第一ボタンを留めてちゃんとネクタイもしてた。えらい。


ここまで読んでくれてありがとうございました。共テは1月から世界史を詰めただけで書くこともないので書くことはないと思います。皆さんは社会は秋冠後ぐらいから計画的にやってくださいね。

おわり
2024.06.18 sun



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