大人になって、圧倒的に役に立つのは、国語と算数だ。
ども。すみぃです。
私は、小学校教師をセミリタイアして、
セラピストになりました。
セミリタイア、って、そう言えば最近全然聞かないけど、
もう死語なのかな。10年前は流行ってたんだけどなぁ〜(おばさん)
社会人になって、あちこちいろんな職業を
ちょこっとずつ経験してから教師になって、
んでセラピストになって、
その後も色々と変遷しておりますが、
なんだかんだで大学を卒業して塾講師のバイトを始めて以来、
家庭教師やら臨時講師やらで、ずっと教育現場に居続けており、
「大人になって一番 役に立つのは 一体なんの能力だろう」
という問いは、実は教師になる前から持ち続けていました。
というわけで、今日は
「勉強ってなんの役に立つんじゃ」
ということについて、
大人になった今だから実感していることを
つらつらと書いていきたいと思います。
最初に結論。圧倒的に国語。
教育畑の出身者だから、このテーマ、すぐに難しい話をしそうなので、
ブレーキかけながら慎重に書いていますよ(笑)
まず結論としては、圧倒的に、一番必要で役に立つ能力は、国語。
と、断言します。
社会人をやっていく中で、
「てにをは」や「敬語」「読解能力」「作文能力」は、
信じられないほど重要で、目に見えない差が思いっきりつくものだ、
と、最近になって思います。
メールのやり取り、
メッセージのやり取り、
SNSの交流、会話、営業、伝達。
提案、プレゼン、要約、まとめ。
話し言葉も書き言葉も、毎日人と接する中で、
必ず使う必須道具です。
その道具を、どの程度使いこなせているか。
という能力が、仕事の業績だけではなく、
その人の人生にまで、大きく影響するのです。
文章に限らず、使用する言葉には、その人自身が現れる、と、
たいていの人は感じます。
間違いのない文章ですら、人格が滲み出るものを、
誤字脱字だらけで要領を得ない文章では、
伝えたいことが伝わらないばかりか、
「なんだか幼稚な人」「雑な人」「頭が良くなさそう」
なんて印象を持たれてしまいます。
損しかない!!!!!!
もったいない!!!!!
文章だけではなく、
普段の話し言葉でも、
使う言葉のチョイスや表現の中に、
良くも悪くも、その人の生きてきた世界が染み込んでいます。
「めっちゃびっくり!」
「マジ、ヤバイっす」
「驚愕しました」
「サプライズですな」
「アンビリーバボー!!」
「正に青天の霹靂」
…ね。使う言葉で、性格って出るでしょ?
そして、国語の恐ろしいところは、
母国語であるが故に、
自分の国語力についても、相手の国語力についても、
視覚化されないし、いい言葉も悪い言葉も、
無意識で使いまくっちゃうところです。
私は今、タロットリーディングをしているのですが、
ぶっちゃけ、リーディングに必要なのは、
超能力とか霊感とかスピリチュアルな能力じゃなくて、
「要約力」
だと思っています。
だと思っています。というか、
最近やっと気がつきました。
私は、セラピストさんの養成講座や
リーディング講座を開いていて、
「意味を全く知らなくてもタロット占いができちゃう講座」
など、
「誰でも簡単にリーディングができるようになるには?」
ということを、ここ数年、ずっと研究しているのですが、
リーディングを教える中で、
1を教えたら8くらいサクッとできちゃう人と、
10教えても4くらいで止まっちゃう人がいて、
一体、何が違うんだろう、って
ずっと思っていたのだけど、
多分、国語力です。
目の前に答えがある。
書いてある。
自分で言っている。
キーワードは出揃っている。
複数のカードや、複数の星のイメージを、
「まとめると、どうなりますか?」
という能力を、
持っている人と持っていない人がいて、
それは、自分の中に、どれだけの語彙(ごい:言葉の数)を持っているか
ということと、複数の情報をまとめて要約する「要約力」が重要なのだ、
ということに気がつきました。
自分が使える表現する言葉が少なかったら、
複数の情報をまとめて一つにして表現するために、
しっくりくる言葉を探すことはできないし、
そもそもまとめられなかったら、情報はバラバラのままで「わからない」。
教員時代から、「国語」をどのように教えると、
「国語力」というものは身につくのだろうか、と、悩んできましたが、
まさか、教員をやめて何年も経ってから、
再びこの課題が目の前に現れるとは。
と、ちょっと愕然としています。
そして、国語と同じくらい、算数&数学が重要。
算数って、数学って、計算のことだと思っていましたよね。
私もそう思っていました。
でも、本質は違います。
算数や数学は、「論理的思考力」「数学的思考力」「ひらめき」です。
30円のものを3個買ったら90円。
では50円のものを3個買ったら?
という問題を、言葉で説明するのが論理的思考。
数式で説明するのが、数学的思考。
点が三つ並んでいるのをみて、
つないだら三角形になるな、と思いつく力がひらめき。
これは、何に役立つのかというと、
頭の回転の速さです。
算数・数学の本質を身につけている人は、
最短ルートを見つけ出す力や、
課題の本質へ確実な道のりを探究していく力が身についています。
小さな手がかりを見つけて、そこから思考を組み立てていき、
答えまでたどり着く力。
それって、算数・数学で身に着ける力なんです。
ちなみに、理科は好奇心・探究心。
社会は視野の広さ、だと思います。
本を読もう。文を書こう。自分の頭で考えよう。
そもそも、なんで、こうなってしまうんだ?
ということを考えたら、
国語と算数にたどり着いた。
というのが、今日のnoteだったのですが、
じゃあ、どうすればいいのか。
というところに課題は戻ってきます。
今のところの対処としては、
「毎日、少しずつでも、意識しよう」
というくらいしか、
思いつかないし、
ここで私がいくら「国語と算数は大事だよ!」と叫んでも、
思いっきりイマサラだし;
なんですが、
前から思っていたのよりもずっと、
どうやら影響力が強かったようだ。
ということに気がついたので、
みんな、気をつけようぜ!
という、noteでした。
ではでは。今日はこの辺で。
おやすみなさいー。
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