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外人住宅の不思議な体験

たぶん物心つくころには、そういうのが自然になってたとは思うんだけど

なんとなく覚えてる小さい頃のお話

たぶん3歳とかそんなもんだとは思うけど、外人住宅に住んでました。

沖縄に駐在するアメリカ兵に向けた家で、もう40年近く前なので、今こういう住宅は少ないかもしれない。


自分で覚えてるのと、両親からの情報からを照らし合わせて。白黒のタイル張りで、天井が高く、シャワーの位置も高い一軒家。物置き部屋なんかもあったりで3LDKだったような。

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イメージね↑リフォーム会社さまのお借りしました。

とにかく断熱材とかもなく暑い日は暑いし、寒い日は寒い。そんな記憶。

ある夜トイレに行こうと思って、怖がりな私は、母に付き添いを頼んだ。

当時下に年子の2歳の妹がいたので、手がかかってたのでしょう。母に

「頑張って一人で行ってきなさい」

と言われて、寝室から出て、廊下を右へ。寝室から漏れた明かりを頼りに暗闇を進む。

うっすら見えるトイレ&バスルームのスイッチを入れる

白い壁に高い天井、トイレも小さかったからなのか、外人さん向けなのか、大きい。

しーんと静まり返った古くて大きいトイレと浴槽が入ったバスルームは、かなり不気味。

怖かったから廊下へ続く扉は開けたままにして、トイレへ。

ビビリながら便座に座り、用を足し、安心し(赤裸々🙄)バスルームにある、手洗い場で手を洗ってると、廊下から気配がした。

え、何。と思ったところで、シュッと黒い影がバスルームに入ってきた。高さは大きめの、なんとなく、大人の男性?のようなイメージ。なぜだか、そういうふうに感じた。

あまりにも怖かったから固まるだけで身動きもとれず、その黒い影が手洗い場真後ろの浴槽の方に瞬間的にすごい速さで移動し振り返り、そこから手洗い場の私の所にゆっくりゆっくり近づいてきて、

いよいよ背中の後ろで妖怪アンテナがビンビンに張ったような身体中がゾクゾクするような嫌な感じが最高潮になった途端に


もう無理ぃぃぃ。

「うわぁぁーん、お母さぁぁぁん」

半ベソかきながら寝室へ、ダッシュ。

「なんね、怖がり!?」としょーがねーなと言わんばかりに呆れた母に

「なんかいたんだよぉー」

と言っても、眠たいから半分夢みたのよ、と取り合ってもらえませんでした。それが今思い出せる限りでのうまれて初めておきた不思議な体験でした。



お金という、回り回って巡り巡る縁。あなたのもとにも、幸せな気持ちで戻っていきますように。