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永遠にわかりあうことはない。

旦那がまたキャッシングをしていると確信した。【また】ではなく、おそらくずっと継続してきたのだと。

だったら3年前に一括返済することなかったなあ、と思ったり。いやいや、それじゃあ額が大きくなりすぎてたよね、と思ったり。
どちらにしても、もう返すお金はない。
なんども繰り返した挙げ句の3年前、
【もう次はない(今度やったら離婚ね)】
と宣告もした。

それなのに途切れることなく継続している。
離婚したいのだろうか。バレなきゃいいと思っているのだろうか。
弱い人特有の【自分なりの理由】があるのだろうか。それとも認識すらしていないのか。
キャッシングは一度やったら即、身に付く。
あたりまえの日常として。

…やめられないんだな。

一体、何に使うのだろう。
また女か。それとも飲み屋のお姉ちゃんか。
パチンコか。
一平さんか(比喩)。

泣いたこともあったし、離婚しようと思ったこともあった。たくさんたくさん何年も考えた。
友人には『お金の問題は夫婦の連帯責任だよ』と言われた。『夫婦なんだからなんでも話し合わなきゃ』とか。『居心地の良い家にしなきゃダメ』とか。『うちの旦那は絶対に浮気しない』とか。『月2万でやりくりしてくれる』とか。
ありがたく傷つく。
正しい人の、正しい答えでは解決しない。
ひとり考え抜いて出した結論は、


どっちでもいいや。私の責任じゃない。


離婚したところで貧乏人が二人になるだけ。
おまけに旦那のマイナスは子供が引き継ぐことになる。それは避けたい。
長年の友情もあるじゃないか。
仕事は毎日きちんと行くし、暴力もない。

だけど、もう背負わない。
背負っちゃいけなかった。
そのうちなるようになるだろう。


旦那は中学時代の同級生だ。
お互いに【よく知っている】と思い込んでいた。
知らないことがたくさんある。
秘密がたくさんある。
何度驚いたことか。

【本当の自分】を誰にも見せない人は多い。
旦那はまさに、そのタイプらしい。
その領域は侵せないらしい。
まったく別々の景色を見ながら歩いてきたんだな、と今更ながら思う。
きっとこれからも、そうなんだ。
【信頼関係】って、一体どうやって築くんだっけ。人それぞれ求めるものが違うのに、何を基準に、信じ合えると思えるんだっけ。



…ところで、録りためていた映画をひとつ消化。

ふたりが可愛いだけの映画。


何を見て、何を思うか。伝え合いまくる二人が映画の中にいた。価値観もピッタリな二人が。


それでも、別れる。


さて、モヤモヤしつつ、現実的に考えよう。
【どっちでもいい】ように、心の準備をしておかなくちゃ。
どう転んでも、うちの一平さん(比喩)には、負の遺産しか残らない。
だったら自力で慰謝料をもらっておこう。
やりくりして、月3万、私の口座に入れるってのはどうだ。

うん、そうしよう。


#夫婦
#夫婦関係
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#キャッシング
#花束みたいな恋をした





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