チャンスですよ!宇良君も65キロだったし・・・

関西学院大学の相撲部の後輩宇良君が

4年ぶりに幕内に復帰します。


大怪我を乗り越えての復帰には本当に頭が下がります。

そして本当におめでとうございます。


その宇良くんが

の記事にも載っていますが

母校を心配してくれています。


そうです。宇良君を生んだ関西学院大学相撲部は

部員不足、廃部の危機なのです。


宇良君は体育推薦で関西学院大学に入っていますが

関西学院大学は相撲部としての固定の推薦枠はありません。

体育会全体でいい生徒がいたら取るというもの。


ということで相撲部に推薦で入るのは1年に1人。多くても2人。

そして相撲部としての固定枠があるわけではないので0人のときもあります。


その0人の年が続き

現在2名となってしまったわけです。


この問題は私が学生だった20年前からずっと続いていることです。

関西学院大学は体育推薦者にも学力を求めますし

学力が無かったら不合格にさせますし

入っても体育推薦という優遇は一切なく

単位も授業も一般試験入学者と一緒でしっかりとらないと卒業できません。


ということもあり

なかなか受験してもらえないというのもあります。


かつて私の卒業した数年後に

4年生1人になってしまったことがあり

その後あらゆる手で部員を入れて

なんとか存続したことがありました。



こういうこともあり関西学院大学の相撲部は

相撲推薦入学者と一般試験入学者との共存が必要になっています。


私が入学したときも

推薦入学者3名 一般試験入学者2名でした。


大相撲に入り、幕内に進む者を生んだ大学と思えない環境です。



しかし、そんな環境だからこそ

宇良君は思考し、進化したともいえます。


宇良君は一時65キロ以下級で大会に出ていたこともあります。


そこから無差別に転向し

結果をだして、そして大相撲にチャレンジし

成功しました。



私もこの環境だからこそ

さくらのはなみち という作品を生み出す思考にたどり着いたと思います。



経験者と未経験者が混ざり

稽古を常に工夫しないといけない環境。

こういう逆境が宇良君という力士を生んだのかもしれません。



関西学院大学に通っている人がいて

相撲好きな人いませんか?

関西学院大学相撲部に入ってみませんか?

チャンスですよ!!!

大学から相撲を始められるし、また経験者もしっかり指導してくれます。

きっと今までと違うワクワクした人生を歩めますよ。



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