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新ニッポンの話芸in成城ホール20180910

通算すると第40回 19:00 〜

鈴々舎馬るこ…青菜

三遊亭萬橘…千両みかん

仲入り

立川こしら…佃祭

トーク

 前回が4月だったので、およそ5ヶ月ぶり。その前が1月で、次回が来年の1月なので4ヶ月後、だんだん間隔を開けていく感じなのだろうか。以前は毎月やっていたそうなので、ちょっと寂しい。が、きっと次回への期待度がいっそう増して、ますます楽しめることだろう。

 今日も萬橘さんが刺さった。見終わった後の感想はだいたいいつも通り。あの狂人っぷり、すごかったな〜だったのだが、翌朝である今になって思い起こしてみると、実はもっと深いものがあったのではないかという気が。というのも、千両みかん+サゲ、でググると検索結果にYahoo!知恵袋が割と上の方にあり、これを見てみると、ふつうにサゲの解釈を書いてる人もいたのだが、サゲの意味なんかを安易に求めないで悩んだ方がおもしろいよ的な回答をしている人がいて、あー!そういうことか、と。というわけで今のところ、萬橘師匠の千両みかんという噺に対する深い読みが、あったりなかったり、といったところが模範回答なのではないかと踏んでいる。べつに模範回答とかないんだけど。

 馬るこさんの青菜、ポイントで広げて演じる、いやいや広げすぎでしょ!っていうところが、らしくてよかった。馬るこさんのチャームポイントが、ふんだんに発揮されていたのではないだろうか。

 こしらさんは、普段はホールなどで上がる機会が少ないとのことで、今回のようなホールでもやっていますよ、というアピールをSNSなどで拡散して欲しいとのこと。これで、お客さん全員だんまりで、誰ひとりとしてなにひとつ投稿しなかったらおもしろいのに。

ご放念ください