女子ハンドボールの標語問題について

※noteを始める前に他で書いたものを、せっかくなので転載しました。ネタがちょっと古いのはご容赦を。※

ちょっと時間が経ってしまいましたが、

・「手クニシャン、そろってます。」
・「ハードプレイがお好きなあなたに。」

のラインナップで炎上した、女子ハンドボールの標語問題。

この件、個人的には、怒ってる人たちに対して「へえー、エロい方向想像しちゃったんだそうなんだー」と思うのですが、確かにひっかかるのは

・この2つをセットで出してこられると、さすがに
 「…そういうことなの?」感が出る
 (製作者がニヤニヤしながら作ったのかもと思うと気持ち悪い)
・「ハードプレー」ではなく、なぜ「ハードプレイ」表記にしたのか

あたりでしょうか…。

スポーツの時って、「プレイ」って表記はあんまりしない気がするんですよね。
「今のプレイはどうなんでしょう、反則ですかね?」「今のプレイ、痛そうでしたねえ。」とは、あんまり変換しないと思う。
野球の特番で「珍プレイ好プレイ」って書いてるの見たことないし、スポーツ新聞とかでも「プレイオフ」じゃなくて、「プレーオフ」。
「今のプレーをプレイバックしてみましょう」だと、「プレイバック」は動詞。

逆に、「SMプレイ」は、「SMプレー」とは書かない気がする。(エロ界隈詳しくないので断言できないですけど)
つまり、この「ハードプレイがお好きなあなたに」という表記だと「他の激しめのスポーツがお好きな人に」感より、「エロ方向で、ハードなのがお好きな人に」感が出ちゃうかなとは思う。

「手クニシャン、そろってます」単体については、「テクニシャン」は技能ある人への褒め言葉だし、ハンドボールなんだから、手の要素を入れた洒落にしただけでしょ…。
これを勝手にエロと結びつけて、しかも、勝手に当事者のためかのように怒る人は、むしろ選手に失礼だと思わないのか…というのが個人的感想。

あと、「男子の競技なら使わんだろ?」という批判意見を見かけましたが、どうしてそう思うんだろう?なんでそう思うのかの方が問題だから今一度考えてみたらと言いたい。

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