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ついこの間、久しぶりに手が震えるような怒りを味わって、わっと大きな声を上げてしまったんだけど、完全に私の勘違いで大恥を搔きました。へへへ。

先週の土曜日の地元の青空市で
先々週買った、とあるものをサイズ違いに変更して貰おうと持って行ったら
(通常、現地的にそう言うの全然ありありです。)
私が払ったと思ってた金額と、店主さんが受け取った、と言う金額が大きく食い違っていて、私は一瞬「舐められた!騙そうとしてる!」って思い込んでしまって
わ!っと「そんなはずない!私が絶対に絶対に正しい!」って大きな声で言ってしまったんですわ。

他のお客さんも立て込んでいる中で
「私が間違っているって言うの!そんな訳ないじゃない!どうしてそんなウソつくの!」みたいな事を言い立てて
めっちゃ、ご商売の邪魔。

店主さんは、もう、呆れて
私を無視してる。
他のお客さん達は「私は関わらないからね!」と仰って静観。

その時の私の心情としては
ガイジンのオンナを舐めやがんなやぁヽ(≧□≦)ノ!!
わなわなわなわな┌( ಠ_ಠ)┘

で、私を無視して、他のお客さんの相手をする店主のおやっさんに、執拗について廻って、いかに自分の記憶が正しいか、と言い立てていたんですね。

で、その根拠となる、値札の数字を、同じ別の商品を手に取って突き付けてやったら

(゚Д゚*)ノ

アブラジュム(姉さんや)!それ値段じゃなくて商品番号だよ、と
静かに諭されて

さぁーーーーーーーー(˘・_・˘)っと
冷静になるワタクシ。


あーーーー!明らかにぃーーー私の勘違いですーーー!
\(〇_o)/

うわー!!! 大恥!

圧倒的な過ちに自分で気づいた時って人間はその民族に立ち返るもんでしょうか。
思わず出た言葉は「GOMENNASAI」でしたわー。(⊙ˍ⊙)

もう、その後は、平身低頭誠意をもって謝りました。

おやっさんが、私が早口にいろいろ言い立てたトルコ語の言い回しやボディランゲージがめっちゃトルコのうっさいおばちゃん風で、凄くウケたそうで
誤解が解けて謝ってから話したら、すごく打ち解けました。
差額を払ってのサイズ取り換えも、無事終了して、
良い恥じを掻かせて頂きましたヾ(^▽^*)))と言って辞去してきました。

普段、私は、自分の身の回りに、もう、そんなに頭に来るようなトラブルが起きないように、愛より平和な整備が出来ていて
私に、何か言ってくる様な人間関係が息子除いてほぼ無くなっていて
これは、もう、次へ行くべき時だから、そんな風になってんだ、と思ってたし、じゃ、次なにかな?ぐらいの超余裕な毎日だったのに
こんな小さなやり取りで、手がわなわなする瞬間を味わって
久しぶりに、さび付いていた怒りって言う感情に油を差したような気持ちになりました。

怒る時はさ、恥じが、とか、間違ってたら、とか、考えずに
その場で「怒る」って言うのがさ、実際はとっても大事でさ
あとで、ゆっくり考えて検証してから、本当に間違いなかったら
改めて、怒りを表明してみましょうかね、って言う「怒り」って
それは、それで、収まるからイイんだけど

ほら、あれです、怒りの感情が芽生えたら6まで数を数える習慣を付けましょうってやつね。怒らなくて済む方法。
それもアリ。
私は、それを習得するために半生を捧げてきた、と言っても過言ではない。
「怒り」は「悪い感情」ってずーっと思ってきたから。

でも、その場で恥も見栄も外聞もかなぐり捨てて
わ!って怒りを表現できた自分も褒めてあげたい気分でもあるんです。
結果、恥じ掻いた訳だけど、
それでも、しっかり良いストレッチをした後の様な爽快感がある不思議。

自分の怒りが、手に取れるって言う実感を味わいました。
ま、世の中いろいろあるので、感情が揺さぶられますが
それもまた祝福。

全ての友人たちに健康と幸運を!

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