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夜中の買い物フィーバー。

★写真と内容はあんまり関係ありません。昨日思いついて家で自家製「ピデ(トルコピザ)」を焼いてみました。まだまだ改良の余地あり。

コロナ陽性疑いで自主隔離中の毎日を日記代わりにnoteに綴っています。
あっと言う間に土曜日になってました。
土曜日はインターネット上でちょっとボランティア活動に参加してるので
曜日の感覚のなくなった昨今唯一のアクセントになっています。

先週に引き続いて、
また現地の日本人仲間の友人夫婦が野菜類の買い物を引き受けてくれました。面倒かけついでにパンやミネラルウォーターの買い足しもお願いしちゃいました。
エキメキ(トルコのパン)は冷凍庫に入れておいて後で食べられるように3つお願いしました。
私も息子くんもそんなにパン食ではありません。
なければ無いで済んでしまう様なところがありますが
パンがあった方が恰好が付くメニューも多いので、やはりパンは少し常備しておいた方が楽です。

昨日はパンもないので、小麦粉練ってトルコ風ピザのピデを家で焼いてみました。ハムル(小麦粉生地)が予想より固く出来上がってしまったので
自分的にな不満でしたが、息子くんウケは良かったので、挫けずにまた作ってみたいと思います。

買い物を届けてくれた友人夫婦と、ベランダの窓越しに少し話をしました。
今日は体調も良く、朝から活動していたので、友人夫婦からみても元気に見えたことでしょう。
やはり心配してくれているので、具合を尋ねられましたが
「うん、今日はとっても調子が良いよ」と答えました。
心配顔のご主人が「きっと、コロナじゃないんだよ、大丈夫だよ」と励ましてくれました。

ただ、私としては
ここまで、しっかり、2週間の自主隔離をして
この友人夫婦はじめ、周囲に手間も心配も掛けているので
いっそ、このまま、ウイルスを駆逐して、立派に抗体を作ってしまわないと
何だか申し訳ないような、勿体ないような、複雑な気持ちです。

金曜夜の昨晩
トルコ国内の30余りの大都市で
夜中12時から、48時間の外出禁止令が出る、と言うお知らせが
夜10時に発せられました。
カッパドキアの我々の町は該当していませんでしたが
イスタンブルなどでは、俄かに大騒ぎになってしまいました。
急なことなので、食糧備蓄に不安のある市民がどっと夜中の買い物に飛び出しました。
それに合わせて、個人商店も店を開けて応じましたので
町は何だかお祭り騒ぎの様相を呈してしまったそうです。

今まで、比較的、冷静に保健省の大臣の言いつけを守って
ソーシャルディスタンスとか、マスクとか、
所謂コロナ感染予防のリテラシーが上がってきてた感じだったのに

十分な備蓄がある家の人ですら、
集団心理なんでしょうか、何か買わなければならないような気になって
さして必要のない物まで買いに出かけてしまっていたようです。

トルコ人はパンを沢山食べるので
週末に食べるパンが無かったらどうしよう、と思ったと思うのですが
夜が明けてみればパンやその他必要な食料の買い物は
家々を回って販売してくれたり、とさほど困った状態にはならなかったのに
集団心理、パニック行動、と言うものは、どうしても、可笑しな現象を起こしてしまうものの様です。
私の住む町は該当しなかったから、距離を持って眺めていられたのですが
もし、私が自由に出歩ける立場で、なんだか大騒ぎ!みたいなカオスの中にいたら、どんな行動を取っていたか、あまり偉そうな事言えないかもしれません。

だからこそ、行政のコントロールする側の人が
よく吟味して、発令して欲しいものだ、と思います。
昼からお知らせしておく、とか
いっそ、時間いきなり始めるとか
パニクった民衆が表に飛び出す様なやり方は明らかに間違いだったと思います。数週間に渡り保健省大臣がよくよく注意して国民を説得していたのに、全ても水泡に帰す残念な事件となりました。

この夜中のフィーバー
何年も経ったあとで、笑い話として思い出せるようになっていますように。

今日は、YouTube動画を撮ってアップするつもりだったのですが
何となくバタバタとしてて、撮り忘れました。

明日は忘れずに撮りましょう。




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