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PERFECT BLUE パーフェクトブルー 映画感想 理想の君じゃなきゃ許さない!

1990年代の作品
アイドルを抜けて女優へ転身した未麻はあるファンレターから未麻の部屋を楽しみにしていますという文字に疑問を抱く
インターネットすらしらない未麻は教えてもらいようやっとそこを見付ける
何故か自分しか知らないはずの情報が書かれている
まるでアイドルの未麻が書いたような文章
次第にもう一人の自分がいるような錯覚が起き、現実との境があやふやになる

話題になっていたのでレンタルで観た
面白かった
今年話題になった推しの子のアイが序盤に殺された展開に通じるものがある
理想じゃないアイドルは認めないと暴走したファンにストーカーされる恐怖


アカウント乗っ取りは今の時代にも通じるものがあると思う
SNSやっていない芸能人が知らない誰かがその名義で始めていて、しかも本人しか知らない情報を流していたらホラーだ
ミスリードだったけど、後から考えるときちんとヒント出していたのもすごい

アイドルだった子が事務所が売り出す為にイメージの殻を破ろうとヌード写真出したり、ドラマで過激なことやらせたり、神格化しているファンとしたら嘆きたくのもわかる
一部の過激なファンがこんなのは違う違う認めないっていうのは、今も変わらないテーマだなとは思う
いくらなんでも変わり過ぎ でもそこまで話題になるような役とかしないと芸能界で残るのは厳しいんだろうな

ドラマの展開も現実とリンクしているようなのが現実か脳内で起きたことか境がわからなくなるのも怖かった

ラストの吹っ切ったのか、それともという余韻も最高にいい

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