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多重迷宮の殺人 長沢樹 読書感想

首都圏で地下遺構での殺人が起きていた
容疑者とされる人物は逃走中
探偵の神子都と助手の風野と地下遺構を探索するサークルに所属する藤間は、遺構を相続した御坂摩耶に依頼されて別荘を訪れる
地下で見つけたものは死体、そして金塊が眠っているという噂に群がる人達との遭遇だった

最初はとっつきにくかった
まずいきなり閉じ込められて殺人が始まりますからじゃないから、そこまでたどり着くまでにくじけそうになった
名前も馴染みないものなので、説明あたりとかもみんな地位ある人なんです、こんな過去あるんです、あたりは目が滑る
大体その過去で、なんとなくラストはこうなるんだろうなと予想できて、そこは予想通りでやっぱりかとなった

動機が意外というか、こういうのなかったなという意味では驚きがあってよかった

犯人視点がラストで描かれているけど、それ読むとモヤモヤが残った



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