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プロ野球と高校野球 似てないようで似ていると思ったところ

高校野球大好きです
甲子園で(昨今の気温の中で試合するのはさすがに辛いと思う)懸命に一勝の為に試合している球児達を見ていると、どこ代表とか関係なく拍手し、涙が出て来る 

高校野球は夏の大会で敗退したら終わってしまう
まさに負けられない戦い

対してプロ野球は半年以上通じて試合をして、その勝ちの数で優勝が決まる(日本シリーズはまた違うけれど)

違うようで、これは共通点?と思う部分がある

それは監督の任期
全球団の監督は任命されてから、ほぼ3年間の契約(二年もあるみたい)を結んでいる

その3年間で結果が出れば、翌年もお願いしますと続投の発表がされる
長らく黄金期を築いた工藤元監督、低迷していたオリックスを見事に優勝・日本一に導いた中嶋監督、同じくリーグ優勝・日本一になった高津監督など四年以上監督をされています

しかし低迷が続いた監督は契約通り退任
1・2年で基礎を作り、集大成といえる3年で甲子園に行くぞーと乗り込み、決勝へ行くか、敗退するか
まさに監督としての真価が問われる3年目ということになります

そんな中、今年途中解任された西武の松井監督のニュースは衝撃的でした
オリックスも中嶋監督の前監督も解任されてましたね
集大成といえる三年間を全う出来ず終えるのはとても悔しいことだと思います
甲子園を掛けた予選で敗退 そうとも捉えられる(無理はあるのは承知)

中日では立浪監督がこの三年目を持って退任というニュースもありました
結果が全ての世界 チームの低迷=監督の責任ということなのでしょう

さて三年目になりますが、続投となるだろう監督がいます
日本ハムファイターズの新庄監督です
前監督である栗山さんはWBCで日本を優勝に導いた誰もが認める名監督です
ファイターズを日本一になってます
しかし退任されるときはBクラス チームは低迷していました
その後に任された新庄監督 就任直後は6位、二年目も6位
さらに2022年WBCでも活躍していた近藤健介選手がFAで他のチームへ移ってしまいます(これは選手の権利なので仕方ない)
普通ならば戦力ダウンは免れない 
2024年はどうなってしまうのかと思われるでしょう
それを新庄監督は今いる戦力の強化をし、現在パ・リーグで2位という位置まで上っています
三年目までに強くなろう そのチーム作りが成功した例だと思います

もちろん選手の怪我の離脱、メジャーへの挑戦、FAで戦力ダウンなど色んな事情が絡んで三年目に集大成を発揮できるとは限りません
しかしその中で優勝、Aクラスに行ける監督だけがこの先も続けていける

三年目とは監督にとって引退がかかる予選みたいなもの
そんなことを思った今日だった

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