殺人者の白い檻 長岡弘樹 読書感想
外科医の尾木は両親が殺されたことにより精神に限界が来ていた
とうとう休職して家に引きこもったが病院から緊急搬送されてきた患者を手術してほしいという依頼が来る
手術をして驚く
その患者は両親の事件で逮捕された死刑囚の定永だった
病院の隣には拘置所がある
その隣からの要請で緊急手術の要請が入るのは一度や二度ではない
執刀はするがよりによって両親を殺したとされる犯人
尾木の動揺、さらに妹の動揺は計り知れない
しかも主治医を務めたことにより定永の症状を知ることにより、
事件に疑問が出て来る
事件では他の人が入って来て絞められて気絶している間に、尾木の両親が死んだとされている
冤罪かもしれない可能性が出て来る
犯人だけれど治療しなければならない心境
今も消えないトラウマ
更にまた事件が起こる
過去の出来事も関係して来て真相が暴かれていく
かなり暗い展開と話しなので元気がない時はおすすめしない
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