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禁じられた遊び 清水カルマ 読書感想

たわいない嘘だった
とかげの尻尾を庭に埋めるとそこから再生する
幼い息子に教えた嘘
しかし妻が事故で亡くなり、ショックの中それが始まる
「ママを生き返らせる」
息子が埋めた妻の指 ただの願いのはずだった

オカルト系の作品

浮気をしたわけではないが、心の移ろいを見抜かれて相手にも多大な被害が起きる
主人公は妻を亡くした直人と、以前部下だった比呂子の二人

比呂子、たしかに好きだったとはいえ(告白寸前)何もしていないのにここまで被害に合うのはかわいそう
直人の方に被害いくのはまだわかる
自己主張しない妻に物足りないから比呂子に心惹かれて、って勝手すぎてこいつはダメだと思った

比呂子は会社も辞めて接点すらなくなっているのにオカルト現象いくのはかわいそう 二度と会うこともなかったのに。

怖いのは人間の思念
生きている人間は怖い 死んでいるけど生のはざまにいるのはもっと怖い

庭にうごめく何か 怖くて夜の窓の外見れなくなった

「すべては生きている人間の仕業。人間のいない場所には増悪もない。
幽霊も存在せんのだ。本当に怖いのは生きている人間だ」

禁じられた遊び

生霊ってどうにもならないって聞くし、本当に人間の思念って厄介かも。

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