天国からの宅配便 柊サナカ 読書感想
ある人から生前に依頼されたものが届く
受け取る人達の気持ちは複雑だが、届いたものを見て気持ちがほぐれていく
天国からの宅配便 宅配を預かる七星は依頼人の気持ちも一緒に運んでいる
仲良しの友達二人と同居していた女性
進学を反対されている学生
初恋の女の子が忘れられない人
そこまで活動していない部の顧問から受け取る教え子達
良いお話だった
生前、送りたいと思っていたものが届く
どんな気持ちで送ったのか、受け取った人は考える
哀しみだけではなく、楽しかったり大切な思い出が蘇る
祖母に進学を反対された子は家を継げ、と強要されてるのが酷いと思った
代々続くような家でもないと一刀両断にされてたのは良かったけど、見合いの話も進んでいるという一文には恐怖を感じた
土地に縛るのに必死過ぎて怖い
都会に行って新しい可能性を広げていってほしい
ラストの七星のエピソードも良かったな
別れは突然やって来る それが後悔の日になるのはキツイ
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