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カプチーノ・コースト 片瀬チヲル 読書感想

休職中の早柚は海に時計を落とし、拾おうとしたらゴミを手にしてしまう。
そのまま捨てるわけにもいかずに手に持つと、他にもゴミが落ちていて広い続ける
海で拾ったものは市役所に持っていくといいと教えられると、今度は市役所でごみ袋をもらう
その日から早柚はビーチクリーンを始める

何も良い人だと言われたいからでなく、なんとなく始めて続けていく

海にはたくさんのごみが溢れているけれど、目に映らないというのはあるかも
海に来て気持ちがあがり、きれいな部分しか見れなくなっている
しかしよく見なくても流れ着いたり、捨てたりしているごみは存在している

ビーチクリーンをしている人は理由はそれぞれ
綺麗にしようとする目的もあれば、イベントだから拾いに来た人、なんとなく目に付いたらの人
なんでもいいと思う

そんな人たちに対して、「何か意味あるの」とかバーベキューのごみを入れてくる人
いるんだろうな
一緒にごみ拾ったらとまでは思わないけど、ざらざらとする

悪意だらけの世の中だけれど主人公のやっているごみ拾いを無駄だとは思わない
一日一回よかったと思える日 過ごしたい

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