見出し画像

あじろ 赤松利市 読書感想

飲み屋あじろは長年続くお店
常連の客の内の一人の真由美がパパ活ビジネスをしているという投書が、同じく常連の和歌子の勤め先の出版社へ届いた
あじろの名前も出て来たので、真由美に間違いないと店主もママも気付く
その真由美はしばらく前から顔を出さない
気まずくて避けているのかと話し合う中、事件が起こった

マドンナ扱いされていた常連客が姿を見せなくなり、悪評の当初は本当か?と探るところから始まる
事件が起きても謎解きという感じはない

社会派?下町紹介?人情もの?居酒屋の常連空気を描いた作品?マスコミ批判?

ストーリーはばらばらに注文した品が並べられたような感覚で進む

犯人この人かな?と思わせて違う人になるんだろうと思ったら、完全に外した
そういう系を期待すると、肩透かしになる

これを読んで思ったのが、常連客の誰かに関する情報を耳にしても首突っ込むのは避けたほうが良さそう
現実だと刑事に疑われて拘留されるだけでしょう



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?