花束は毒 織守きょうや 読書感想
木瀬芳樹が北見理花と出会った切っ掛けは学生の時に、従兄のいじめの証拠を掴んでほしいと依頼したからだ
その時すでに探偵業を歩んでいた理花
しかし結果は後味のよくないものだった
時が過ぎて芳樹の先輩が結婚を前に脅迫状をもらっていたのを見て、調査を依頼することに。そこで再び理花と出会った
脅迫状を出したのは誰か
何の目的か
それを調べていく内に浮かび上がる真実
芳樹がちょっとお世話になっている先輩とはいえ、人のことに入り込み過ぎだろうと思った
理花の調査が順調な為に、掘り起こしたくない過去すら出て来る
予想を裏切る結果
真実を知る勇気があるか、そして知ったことでどう行動するか、それとも見なかった振りをするか
試される一冊
知って後悔することってあるんだね
この先は地獄しかない
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