正しさを求めて

中学生の頃、親に言われたことや、大人の人がしていることはすべて正しいと思っていた。だからずっと真面目に受験勉強に勤しむことができた。
けれど高校に入って、この世界には正しくないことがありふれていることがわかった。今までは正しいことをしていると思えたから勉強できたが、何が正しくて何が正しくないのかがわからなくなった私は、何をすることも怖くなった。
小学校から持ち続けてきた、この世界を2度と戦争が起きないようにするという夢も、本当に持っているだけだった。中学生の頃、音楽の道に進みたいと思ったが、それで戦争が無くなるとは考えられず、踏み切れなかった。
大学生になっても、正しいこと探しは止まらない。きっと一生、止まらないだろう。それは多分、自分が理想とする世界があるからだと思う。
その世界を創るためには、私自身、何かを創っていかなければならない。しかし、創ることがこの世界を理想的なものにすることに繋がっていると信じられなければ、私は自分を鼓舞することができない。
だから、他人が創ったもの、社会、その他もろもろ全てを参考にしながら、何が正しくて何がそうじゃないのか、理想の世界とは一体何なのかをこのnoteで明らかにしていきたいと思う。