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【AIは面白い】RPA(パソコン操作自動化ツール)はAIと相性が良い
RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)なので、「パソコン操作自動化ツール」と書くと、違うと指摘されるかもしれませんが、ここはパソコン操作を自動化して、空けた時間を他の業務に利用しようというコンセプトで書かせていただきました。
私は一時、Microsoftの「Power Automate」を使っていました。RPAのツールは世の中にたくさんありましたが、Windows上で使うRPAを探したのでOSと同メーカーのMicrosoftのRPAが相性良いかなと思ったのがきっかけです。
Power Automate のトップ画面の例では、下図のようなものがあります。
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また、RPAを使った活用事例をネットで色々確認していると、業界、業務は違っても、機能レベルではパターンがあり、自社の「めんどう」と感じている業務に適用できるか想像してみてはいかがでしょうか。
想像できたら、Power Automateをさわってみませんか。
絞れそうな機能パターンを下記に書いてみました。
CSV・Excel・PDFファイルからテキスト抽出し、自社管理システムに転記、またはテキスト内容によって処理を振り分ける
Excelファイルから別のExcelファイルに転記する
Webアプリから必要なデータを自動ダウンロードして、データを扱う
1つのキーに対して、複数のWebアプリで照会する
前段の処理に対して、加工したファイルをメール添付して送信
Power Automate はフローを作成して、サブフローの中にアクションを追加していく形です。
画面としては、フロー一覧があって、サブフローのアクションを追加して、
手動で行っている作業の工程を整理していくと、自動化ができる構成です。
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上図のサブフローは Excel を起動して、セルの値を読込み、別のセルに読み込んだ値を書き込み、保存して閉じるといった4工程を追加したものです。
左サイドメニューのアクションを使って、メールにファイルを添付して送信したり、ブラウザを起動したり、色々アクションが追加できます。
業務で行っているパソコン業務がルーティンになっていると気づかれたとき、その作業を1工程ずつ書き出して、その工程をアクションで追加できれば、「パソコン操作自動化ツール」を使うと、空けた時間を他の業務に利用できます。
RPAとAI の相性が良いと思ったのは、AI-OCR を使って、PDF化、画像化された紙帳票をテキストデータ化して自社システムに転記したり、画像分析などのAIサービスが連携できるように、左サイドメニューの下の方ですがアクションが用意されています。
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