見出し画像

沖縄離島巡り05-北大東島-

2022/3/5

おはようございます。

昨日の夜日記もっとおもろくならねぇかなと考えていたら眠るのが遅くなってしまった。

一番SNSと相性がいいのはエッセイ漫画を描くことだろうが、わしはエッセイ漫画というのが苦手…というか“エッセイ漫画を描いている自分”が苦手という自意識過剰を拗らせている。

やはり好きなものを描いてそれが認められるに越したことはない。世界が俺に歩み寄れの精神で自信を持っていきたい…。(歩み寄ってくれたかったらそれなりにまた考えよう…)
本音はね、少年と廃墟だけ描いて生きたいんだほんとはね。

そんなわけでとりあえず起きたが少し寝不足です。
やはり夜に考え事はよくねぇ。

それはそれとしてぽてちゅうのポロシャツを頂いた。
汚れを気にして服は全部黒を選ぶので下着からアウターまで全身黒ずくめになってしまう。

PoteChu
背面がかわいいがリュックで隠れちゃう。ごめん。

これで自転車乗るので見かけたら宜しくお願いします。(めちゃくちゃ出会う確率が低い

コンパクトミラーと月桃の消臭スプレーも頂きました。

北大東島のロゴはかわいい

月桃はユーカリみたいな香。爽やかでいいです。鬼餅みたいに食品になっている月桃にはまだ慣れないが、アロマは夏向きのいい香り。

わりとその辺にあるので、沖縄に来た際には少し香ってみてね。

そのへんの月桃

少しお散歩をする。
桑の実を見かけたのでおやつ。

桑の実

自然にこれが実っているのありがたい。
甘くて美味しい。

二六荘の写真をまだ撮ってなかったのできた。

二六荘

ごらんよ。この“オタクがいつか田舎に買って暮らしたい家の具現化”みたいな外観を。

なんとここは登録有形文化財なんですね。

旧館は1940年に移築された木造の平屋。
皇紀でいうと2600年にあたることから、二六荘と名付けられました。移築された当時とほとんど変わらない貴重な建物に、現在も宿泊することができます。

「おきなわ物語」

だそうです。
そんな簡単に理想の物件なんてないよね。

ガラスが最高
網戸がよい
剥がれたペンキ一生見ていたい

二六荘の裏で飼われているヤギさん。
かわいいねぇ〜。

山羊さん

タビビトノキらしきものをみつけたが、ひょっとしたらタビビトノキモドキかもしれん。なんかあんまり美しくないからモドキっぽそうだけど見分けるポイントがいまいちわからん。

モドキかモドキジャナイカ

いつかタビビトノキの種収穫してみたい。綺麗だから。

これは見かけたバンクシーモドキ。
こんな海の果にまでモドキが来ているとは恐ろしい。

マチガイナクモドキ

昼はご馳走になりました。
ハマユウ荘の大東寿司とソーキそばです。

お馴染みハマユウ荘ランチ
マグロとサワラが大東寿司の鉄板

美味しかったです。
ソーキそばは太麺でかなりうどんに近い。
沖縄そばの食べ比べしていないのであんまり詳しく語れないですすみません。
正直に申し上げると普通の日本そばもそろそろ食べたいお年頃です。


北大東島で唯一浜に降りられる沖縄海。

潮溜り

砂浜のない島で唯一沖縄本島の海に近いということで、沖縄から入植した島民が故郷を懐かしんで「沖縄海」と名付けられたのがこの場所です。島で唯一海に接することができる潮溜まりは、実は人工的に造られたもの。

『おくなわ』

名前めちゃくちゃ紛らわしいな。
大東島は八丈島出身の人が開拓した島なので、文化的には八丈島の文化が多めです。
沖縄本島から来ると、全然違うなと思います。沖縄のでかいお墓とかもないし。

潮が引いていてベタ凪なので少し遠くの潮溜まりまで歩いた。

荒々しい海岸
潮溜まりは自由研究にピッタリだ
ハゼがたくさんいる
カサガイ。炊き込みご飯にすると旨いらしい。
ヤドカリかわいいね〜

自由研究にピッタリな場所でした。

就労体験の青年が帰ってしまうので空港までお見送り。

50人乗りくらいの飛行機
南大東島まで10kmくらいしかない

北と南の大東島間は日本一短い航路らしく、飛行機がやや大きくなった今でも約15分。これを目当てにくる航空マニアもいるらしい。

わりとイベント盛りだくさんだが、やっと本日のメインイベント(個人的)にいくぞ。
燐鉱山の採掘跡を探るのだ。

この写真の森の中みたいなところにいくんだ
ここから入る
トロッコのトンネル跡らしい
ひとりではないです

流石にひとりでは無理なので、観光地化を目指す北大東島の人と一緒にどんなルートならええかねぇと話しながら行きます。

高々70年程度でここまで木に侵食されるのかと思うと自然の力はすごい。廃墟では毎回思うが、人がいなくなると本当にあっという間だ。

生命力
ゼルダの伝説感

道中ここが採掘跡だとわかるものはかろうじて残る線路のみ。

トロッコの線路跡
この森に人工物はもうこれしか残っていない
採石の穴の跡

しばらく行くと開けた空間があり、ここがトロッコの線路の切替場とかだったのかもしれないとのこと。

突然開けた場所に出る

正直なんにもわからん。
言われなかったらなんか儀式とかする場所って感じです。

生命力がありすぎる
これだけでも十分な見応え

無事地上(?)に出てきて探検終了。
北大東島の観光でここ来た人いないんじゃないか?

生還

整備して当時の様子がわかる状態になったらいいなと思う。鉱山跡好きな人は是非訪ねてみてください。

雑談ですが、この鉱山を採掘していたのはラサ工業という会社です。わしは岩手県の田老鉱山でその名前を知ったのですが、そのラサ工業です。

沖大東島(現在は無人島)という島が、北南大東島の少し南にあります。燐の採掘を沖大東島でスタートした企業が、沖大東島の別名ラサ島をとったラサ工業というわけ。そのあと北大東島にも進出してきたのだ。
つまり島の名前が先だったんですねー。

わしはラサ工業の名前にかなり覚えがあるので、起源にたどり着いたようで少し感動しちゃったな。


このあと少しだけ島の養殖施設を見学。
2011年からアワビ養殖の研究を開始しており、今はアワビとヒラメの養殖をしている。

島の立派な養殖施設
アワビの養殖は大変そうだ
プールの養殖ヒラメ
建物内

夕飯は『トロっこ』にて。ここは石造りのレトロな建物をリノベーションした施設です。外観なかなかかっこいいです。

昼間の外観


かつて燐鉱石の採掘が盛んだった北大東島には、採掘に関連した遺構が複数残っています。その中のひとつ「東洋製糖北大東出張所」を復元し、「りんこう交流館」という資料館に。そんな登録有形文化財に指定された貴重な建物の一角に店を構えるのが「島人酒場トロっこ」です。どっしりした石造りが特徴の雰囲気ある空間で、島の人々も集う場所。島の海の幸はもちろん、一般的な居酒屋メニューも取り揃えています。

おきなわ物語

だそうです。引用は便利だなぁ〜。施設の説明とか全部公式さんに任せよう…。みんな〜HPを見てくれ〜!

養殖ヒラメのお刺身
まじで美味しいぽてちゅう

小さい島ながらきれいな飲食どころもあり、なかなか快適に暮らせる島だなという印象。

北大東島は、実は所得で言うと東京に匹敵します。というか、ほぼ同じ。離島とは信じられないくらいめちゃくちゃ給料がいいんです。 
就労支援活動も行っている上に、公務員や工場等安定した職業が多く給料もいい。物価は少し高いですが、飲食にも困らないし年内には5Gも来る予定で、創作活動やリモートワーク等もしやすい。
移住候補地として実力のある島だと思います。

興味のある方はぜひ1度目来てみてください〜。

めちゃくちゃねみたいので寝ます!おやすみなさいまたあしたー。

ここから先は

44字 / 3画像

1/35日記

¥300 / 月 初月無料

日本から世界まで。旅の日記をリアルタイムで更新していきます。 無料で7割位読めます。 定期購読していただけると少し旅が長く続けられます。

旅の費用にさせていただきます!