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ひと口サイズの発信:① KISSの法則

いろいろ伝えたくなっても
SNSの投稿は「ひと口サイズ」で

前回の記事ではお伝えしました。

誰かに読んでもらう発信をするには
「誰に・何を伝えたい」という
1文で言えるメッセージが
自分ではっきりわかっていることが大前提。

そして、それを文章にする時にいちばん大切なのは
「相手にどれだけ伝わるか」だからです。

「伝わる」あるいは「わかる」とは
読む人が苦労しないで
ラクに理解できる時の感覚
です。

パウンドケーキをまるごと目の前に出されるより
カットしてサーブしてほしいし
今すぐパクッと食べるには
カットしてようじに刺してほしいですよね。

この感覚への配慮が、ひと口サイズです


KISSの法則

説明やプレゼンをする時の原則に、「KISS(キス)の法則」と呼ばれるものがあります。

KISSは「Keep It Short and Simple.(短くシンプルに)」の単語の頭をとったもの。

結論をひと言で伝えられる人の言葉には、納得させられる力強さがあります。

ことわざや名言が心に刺さるのは、短くずばりと伝えた言葉だからです。

でもシンプルに伝えるってなかなか難しい・・・

複雑なことを簡単に説明することはもちろんですが、簡単なことを簡単なままに伝えるのも、意外とできないもの。
(ついついあっちこっちからの説明で覆いたくなります)

そんな方に意識してほしい2ステップをお伝えします。

ひと口サイズへのステップ1

ひとつ目のステップは
何を残すかを決めること。

フィーリングで文章を刈り込んでいくのではなく、書き始める前に決めた「誰に・何を伝えたい」に戻ってください。

残すべきは、投稿の核となるそのメッセージです。

繰り返しになりますが、メッセージを1個に決めることは、投稿をつくる時の大前提=ステップゼロ。
ここで決めたメッセージは、削ってはいけない部分です。

ひと口サイズへのステップ2

ふたつ目は、捨てる勇気を持つこと。
本筋とは微妙にずれるけれど、自分が言いたいことを捨てるのには、勇気がいります。

「これは捨てたくない!」
「素直な思いなのだから、このまま伝えるのがいいはず!」
が出てきた時には、自分に聞いてみてください。

それは誰のため?

相手がラクに理解できるためのものだったら
残してください。
自分が伝えたくなっちゃうが理由だったら
捨ててください。

まずは禁欲的になってみるのもいいですし(笑)
次のネタにすると、もう一つ投稿ができます。


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