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オルセーを効率よくまわる(不本意)

今回の旅行では、オルセー美術館をみる時間が閉館までの2H程度しかありませんでした。
想定よりランチに時間がかかってしまったのと、観に行くつもりだったのにタイムスケジュールに入れ忘れていた、サント・シャペルを急遽オルセーの前に突っ込んだのが原因です…。
とはいえランチもサント・シャペルも素晴らしかったので、行ってよかったです!オルセーは、今回は見たかった作品だけに絞ってまわることにしました。

以下が実際にまわったルートです。
オーディオガイドを聞きながら見て、サクサク次に行く、休憩はなしで、ちょうど2Hくらいで回れました。

→0階 クールべ、ミレー
→5階 ルノワール、モネ、マネ、ゴッホ
     カイユボット、ゴーギャン、スーラ
→2階 ポンポン

今回特に気に入った作品を2点だけご紹介します。

クールベ
「画家のアトリエ 我が芸術的生活の七年に及ぶ一時期を定義する写実的寓意画」
361cm × 598cmの大きな絵です。
長くて、難しい副題が、まず好きです。
この絵は歴史画が主流であった時代に、社会に対する自らの思想を主張した、アヴァンギャルドな作品だそうです。いまでは芸術家とは自由に主張を表現する人というイメージですが、当時は全く違ったのですね。

画家のアトリエ

カイユボット
「床削り」

わたしはミレーの作品も大好きで、働く人を題材に選んでいるのがかっこよく、また、ふとシャッターを切ったかのような、自然な作風に惹かれます。奥の窓から、光が差し込んでいる感じもとても素敵です。

床削り


絵画だけでなく彫刻や装飾など、多様な芸術作品を観られるオルセー美術館。次回はもっと、ゆっくり、じっくりまわって、ミュージアムショップにも寄りたいです。

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