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ジョーカー見たよ。〜ネタバレオンパレードだよ。

雑なあらすじ

後のジョーカーであるアーサーは脳に障害を持っているので楽しくなくても笑っちゃう。
そんなアーサーには夢がある。
コメディアンになりたいのだ。
しかし、現実はボロボロのアパートで寝たきりの母とその日暮らし。ピエロの仕事をしている。
ある日、アーサーは悪ガキに襲われる。それを聞いた同僚に拳銃を貰う。自分の身は自分で守れ。
アーサーは他の精神疾患も背負っている。
それがとうとう暴発する。ピエロのバイトの帰りの地下鉄で、いつものように笑ってしまう。何も知らない会社員3人に何笑ってんだと絡まれる。感情が暴発し、拳銃を発砲。3人ともピエロのメイクをしたままぶっ殺す。
それがニュースになる。格差社会の貧民が賛同を示す。カリスマになる。
笑ってしまう障害の原因が母親の虐待のせいである事が分かる。それを知るアーサーは母親の首を締めて殺す。

そんなアーサーにも好きなテレビ番組がある。
いつも出演した時の事を考えて妄想している。
ひょんな事から小さなライブハウスでスタンダップコメディをアーサーが披露したVTRが好きなテレビ番組で放送され、反響を呼び、番組に呼ばれる事になった。しかし、アーサーは気付いていた。ウケているのではなく、笑われていると。出演をOKし、いざ本番へ。その場で、地下鉄で三人殺害した事を自白し、好きだった司会者の頭を拳銃で撃ち抜く。自分の現状、この世界への不満をぶちまける。

アーサーにも彼女がいた。シングルマザーの黒人女性。同じアパートに住んでいる。キスをして、デートをして、母親の看病もしてくれ、ライブにも来てくれる素晴らしい女性。

人を殺した後にその女性の部屋に勝手に入りソファに座る。女性は驚いた表情で、あなた確か、隣に住んでいるアーサーさんですよね?
家間違ってますよ。早く出て行って。
アーサーには彼女などいなかった。全て妄想。人を殺したのは現実。
逮捕され、パトカーで警察署まで連行されるアーサーを支持者が奪還する。
失神していたアーサーが目覚めた時、周りには大勢の支持者、世紀末のような街、死体の山、その時アーサーはジョーカーになった。

感想。
どこまでが妄想なのか。
アーサーが殺人を行った場面だけ現実なのか、何回か見ないと分からないなと感じた。
まあ、気分の良い映画ではなかったが、色々と考えさせられる点で素晴らしい映画だと思う。
ジョーカーを演じた俳優さんはまさに怪演。正気を保てているのか心配になる。自殺はしないければ嬉しい。格差社会や、精神病がテーマ。
どんだけ頑張っても報われない人は犯罪しても許されるのか。殺人を犯すたびにまともになるアーサーの狂気性。

是非見てほしい。


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