「AIでかんたんクイズ生成」試してみた
「かけAI(あい)実験室」へようこそ。
きょうは私のスキルの一つである「クイズづくり」と「AI」を掛け合わせたら、どんな生成物が出来上がるのか、試してみよう。
実は、以前、ChatGPTくんにクイズづくりをお願いしたら、こんな解答が返って来たことが…
いや、「着物」って言っちゃてるし!
うーん、厳密に言うと衆参両議院で開催される「総理大臣選挙」だな。総選挙で多数派になっても総理大臣になれなかった河野洋平さんの例もあるから。
いや…それは人それぞれの価値観でしょ。
初めて聞いたわ、そのワード。
裏千家では茶道(さどう)じゃなくて、茶道(ちゃどう)と呼ぶので、このまま出したら「裏」の世界から怒られちゃいます!←豆知識
と、クイズづくりに関してはまだまだツッコミ満載な解答しかしてくれないChatGPTくん。(データを与えればある程度、作ってくれるんでしょうが…)
そこで、今回は「AIでかんたんクイズ生成」でクイズを自動生成してみることにしました。
「AIでかんたんクイズ生成」はlearningBOX株式会社が、開発・提供を行う無料クイズ作成ツールクイズジェネレーターのAIサービス。そのホームページにおいて登録不要でクイズが作成できます。
「クイズのお題」という欄にテーマやジャンルを書けば、ChatGPTと連携して十数秒でクイズを作成してくれるという非常にお手軽、かんたんなサービス。
その後、「開始」というボタンを押せば4択クイズの形式で1問ずつ出題してくれます。
「テニスのグランドスラム大会で最も古い大会はどれ?」か。
ふむふむ、定番だが、まあまあいい問題じゃないか。
ただし、中にはなかなか日本語の読解力を要する難問も…
「野球の試合で、1イニングは何回の攻撃と守備で構成される?」
え?1イニングは3アウトで終了するから「3回」かな?
と…解答したところ、「2回」の間違い。
なるほど。「表と裏」のことだったのね…ChatGPTくんの日本語をうまく理解するのはけっこう難しい。。。
「ことわざ」をテーマにした時には、
「猫の手も借りたい」の意味を問う問題の答えは、「猫の手を借りて何かをすること」らしい。かなりレアなシチュエーションだぞ、それ。
(正しくは「非常に忙しく、どんな手伝いでもほしいこと」のたとえ)
感想
クイズの質はともかく、あっという間に何らかのクイズを生成してくれるのはやっぱり便利。「クイズ作成そのもの」よりも「AIの生成したクイズの間違い」をチェックするための訓練として使えそう。
これ(↑)は今後、ますます必要となってくるスキルだろうから、新人研修やワークショップでやってみると面白いかもしれないな。
また、クイズジェネレーターとAIを組み合わせて使うことでLMS(学習管理システム)や社内研修用のコンテンツを作成する際にも大幅に時短できる可能性が広がっている。今後の展開が楽しみだ。
かけAI(あい)実験結果
今後はクイズのチェック能力が重要になりそう。AIのクセを見抜き、AIへのツッコミ力(クリティカルシンキング)を磨くことが新たなスキルとなる予感。
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