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第十一章 十日間 3 <side トモ> 身体に重みを感じて目が覚めた。 半分うつ伏せみた…
第十一章 十日間 2 <side カオル> 「俺から、あんたに言っときたいことが四つある」 …
第十一章 十日間 1 <side カオル> 注:BL的触れ合い描写があります。 僕は、その短い…
第十章 二人の夜 3 <side カオル> (注 BL要素高いです。男の子同士の行為描写がありま…
第十章 二人の夜 2 <side カオル> (注 BL要素多いです) 「いつから?」 トモの口…
第十章 二人の夜 1 <side カオル> よく眠れなかった。 うとうとしては、浅い眠りか…
第九章 センチメンタルジャーニーと、一人の夜 3 <side トモ> 午前七時。 起きたら、カオルはもういなかった。そんなに寝過ごしたつもりはないから、ずいぶんと早く出て行ったようだ。たぶん、俺が起きる前にと急いで。 「遅くなるからメシは待つな」という、一方的なLINEを残して、まるで逃げるようにカオルは居なくなっていた。 逃げるように? 何から? 俺から? 本当に最近のあいつときたら……昨夜のことにしてもそうだ。急にああいうことをしたと思ったら、勝手にテンパって飛
第九章 センチメンタルジャーニーと、一人の夜 2 <side カオル> 駅へ向かう終バスは、…
第九章 センチメンタルジャーニーと、一人の夜 1<side カオル> 昨夜、家に帰ったら午前…
第八章 秘密 4<side カオル> 約四十分後。駅前のショッピングモールの大きな仕掛け時計…
第八章 秘密 3<side カオル> 「カオル、いるの?」 トモの声がして、同時にリビング…
第八章 秘密 2 <sideカオル> 僕は、イライラしながら、ある人物を待っていた。 ここ…
第八章 秘密 1 <stdeトモ> 「はあ……」 カオルを見送って玄関のカギを閉めると、俺…
第七章 その先にあるもの 3 <sideカオル> ……これはもしかしなくても、デートの誘いなのか? 「了解」と打ったものの、いざ返信しようとなると、妙に気持ちがふらついた。 言葉があっさりしすぎてる? でも、長々と関係ない事柄を知らせるのもなんだし。つき合ってるならまだしも、微妙な間柄の女の子と距離感を図りながらLINEするなんてことは、僕にとっては至難のワザだ……だいたい、夏原なんかとするLINEはほとんど用件のみなんだから。慣れてないんだよ、こういうの…… 「も、