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梅雨入りて鬱なりし眼の冷めた銀

梅雨はもう明けましたが、いちよう夏ですので、梅雨の句を詠ませていただきます。
みなさんもそうかもしれませんが、僕は梅雨に入ると完全にやる気がなくなる、つまり、「鬱」の状態になってしまいます。
外では遊べない、旅行も中止になるなどさまざまなことが出来なくなるからです。
そして、先月、学校でプールがあったのですが、雨で中止になり、みんな愚痴をこぼしていました。
そりゃそうだろう。
みんな大好きなプールが中止になったのだから。
母も僕と同じく鬱状態で、何もかも完全に停止したような眼をしていました。
その眼の色は冷たい銀色に濁っていて、悲しき過去を語るような眼でした。
そういえば、母は小学生の頃、クラスの男子からイジメを受けていたそうです。

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