【ぼちぼち往復書簡】　ブエノスに想いを馳せる秋　From すみこ

ようこちゃん。記事を読んでクリームソーダが飲みたくなったー。青春の味。

日本がほぼ開国になって、海外との行き来も楽になりお友達との再会も嬉しいね。
わたしも今週末は一時帰国中のブエノスアイレスの友人達に会う予定。

SNS経由では「もうここはマスクなしで抱擁ができるんだよ。」とブエノスアイレスのタンゴへの誘いの言葉が飛んできて、一体いつになったらあの街へ戻れるのかな、わたし。と思いにふける秋。

旅行がしづらい時期は、「どっちみち行けないし。」と思えていたものが、行けるのに、行かない状況になってみると、何だかちょっとモヤモヤするの。

そんな未来に向かってのモヤモヤを抱えた状態でいると、時々面白い現象が起きるものです。

この間お仕事させてもらった東京の生徒さんから、美味しい都会の菓子折りが届いた。「甘いものがお好きでしょう？」と。
ファミレスデザートの喜び方が大げさ過ぎたようだ。。。
東京まで呼んでもらって、謝礼をいただき、その上、お菓子まで送ってくれるなんて。涙

地元で習い始めてすでに一年を経過したフラクラスでは、参加表明した発表会について、クラスメイトが「あなたがステージに立ってくれるのは、わたしにとっても本当に喜びなのよ。」とわざわざ言ってくれたりする。照れる....。

そんなこんなの出来事が、モヤモヤ風船に引っ張られて足が浮いているような状態を、ぐいっと地面に戻してくれるような感じ。
いま、ここに、ちゃんとあなたの居場所があるよ。ちゃんとお役目があるよ。と駄目押しされているみたいな。ね。

そうだった、そうだった。いまを精一杯に楽しみながら、味わいながら、生き抜くのだよ。と思い直したりして、揺れ巾大きめ女心は秋の空なのであーる。

週末は、食欲の秋をくいだおれの本場で満喫してくる。楽しみ！
ようこちゃんも、美味しい秋を〜！

すみこ