【ぼちぼち往復書簡】ピアノとピアノ映画と　From すみこ

ようこちゃん。忙しいながらも文化的な１０月だったのねー。

グランドピアノからの音のシャワーって、素敵。

最近ね、ピアノレッスンへのくじけそうな気持ちを盛り立てるために、音楽ものの映画やドラマをよく見るの。

「のだめカンタービレ」や「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」とか。
何度も見ちゃうのは映画「グリーンブック」で、ストーリーも好きなんだけど、ピアノ演奏シーンでは毎回鳥肌モンの感覚を覚える。

結局、見るたびに、わたしが苦労している同じ楽器とは思えん。という気持ちになるので、全然気持ちを盛り立てたことにはならないのだけれども、ね。

ただいま取り掛かっているバッハの『G線上のアリア』は非常にゆっくりな曲なので、楽譜の指示通りの指使いを頑張る。というのを目標にしているのだけれども、「指がつる〜！」と、「次はどの指？（イライラ〜）」というのに付き合うのに苦労中。

できの悪い＆練習をあんまりしないこの生徒に、辛抱強く付き合ってくれる、若いピアノの先生には本当に感心するの。この間のレッスンで本人にそう伝えたら、「回数を重ねるたびに良くなっているのが分かるので。」と言う。その受け答えにも感心しちゃったよ。
忍耐力と、抜群の対応力の先生気質が素晴らしいの。

この好感度の高い先生の為にも、がんばりたいが、頑張りを奮い立たせるのに苦労するよ。ふぅ。
ようこちゃん、ピアノのイメトレに最適なおすすめ映画をご存知でしたら教えてね。

１１月に入り、北海道は紅葉も終盤。冷え込みが厳しくなりつつあります。
東京はまだまだこれから色づくところだね。暖かくして紅葉も楽しんでね。

すみこ