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生命科学の勉強方法~使った教材~

本記事では、編入試験対策として生命科学を勉強する上で、私が特に使用した教材や参考書について、使い方や感想も含め教材別に紹介します。

KALSで勉強を始めた人、KALSの入塾を迷っている人、もしくは入塾せずにテキストを中古で購入しようと考えている人などは特に読んでみてください。
また、私は復習にとても注力しています。復習方法については前回の投稿で書いたので、気になる方はお読みください。



1.KALS 生命科学 完成シリーズ 22年度 テキスト&ワークブック

20数万円の通信講座を単科で購入しました。
講座を購入すると、映像授業、テキスト、ワークブック、要項集、講義ごとの小テストなどが利用可能になります。
授業は週0~1講くらいでゆっくり進んでいくので、それに合わせて進めました。

予習:
テキストの問題をすべて解く
解説がある場合は読む

授業:
講義を1.5倍速で聞く
たまに巻き戻したり止めながらメモを取る

授業後:
期限内に小テストを解く
ワークブックを次の講義までに1章分進める
何度も復習する(復習アプリで管理)

以上の流れで進めました。
予習では、まったく手が出ない問題もたくさんありましたが、気にせず進めました。
講義中のメモはノートにまとめるのではなく、テキストに直接書き込むかペラペラと挟んでいました。見栄えは汚いですが、復習はとても楽です。(下に写真あります)
復習は解き直すというより、正解に至るまでのプロセスを脳内で再現していました。
また、類題になりそうなことを自作問題集としてルーズリーフに簡単に作り、それも復習しました。
要項集は関連するページを読んで理解するようにしました。

テキストへの書き込み。ペラペラする必要がないので楽です。


2.KALS 生命科学 基礎 / 実践 シリーズ 21年度 テキスト&ワークブック

合格した友人から借りました。持つべきものは友です。
基礎→実践の順で、完成シリーズ後に1日1講くらいで進めました。
テキストとワークブックの問題をすべて解き、類題を作成して自作問題集を作りました。

基礎シリーズの単元は取りこぼしが絶対にないように、テキスト+α(高校や大学で習ったこと、気になること)を自作問題集に含めました。

実践シリーズは知らないことばかりだったので、最初の1回目は答えと関連する要項集のページを読んで理解することに努めました。付箋だらけになりましたが、基礎・完成シリーズに比べると暗記より理解が大切だと何となく感じていたので、焦らず半ば読み物として進めました。


3.KALS 要項集

細かな内容から専門的な内容まで混ざっていると感じたので、穴埋めやまとめは作らず、ネットで調べながら読み物として理解するように努めました。
2年目はほとんど勉強しなかったので、筆記試験直前に気になる内容のみ優先して読み返しました。

要項集はすごくきれいにまとめられているのですが、基礎と完成の演習が一通り終わり、実践をぼちぼち進めている際にやっと読みやすく感じた記憶です。


4.KALS 1問1答

完成シリーズ受講中に配られました。
配られてすぐに1日1単元くらいで解き始め、復習しながら進めました。
再就職した2年目は勉強時間が全然取れなくて、筆記試験の前日と当日に気になる単元を優先して解き直すのみでした。
しかし、最後の悪あがきみたいですが意外にも功を奏して、忘れていて理解し直したところが当日の試験で出た、なんてこともありました。


5.買ったけど使わなかった教材たち

エッセンシャル:
分子生物学の深堀りはネットで調べるくらいで十分でした。有名な本だけに図書館でも閲覧可能なので、購入を後悔しています。

医学部編入への生命科学:
KALSテキストが届く前に演習しようとしましたが、難しすぎて進みませんでした。KALSのテキストや模試の過去問が揃えば不要だと思います。KALS校舎が遠く演習量が増やせない方にはお勧めです。

6.特に役立った教材たち

KALSのテキスト&ワークブック:
基礎・標準固めにもってこいです。大学で履修した範囲とは被りも違いもあったので、これがなければ勉強迷子になっていました。

1問1答と要項集:
試験直前の総復習に役立ちました。生命科学の勉強が一通り終わった後にお勧めです。


7.まとめ

結局、生命科学はKALSに頼り切りました。
特におすすめは1問1答と要項集です。
しかし、その2冊を有効活用するためには生命科学を一通り頭に入れておく必要があるので、基礎~実践の3シリーズ、特に基礎と完成は必須だと思います。



私は高校では生物化学選択で、かつ大学では獣医学を専攻していたので、医学部学士編入試験の生命科学は有利かもしれないと思っていました。
しかし、生命科学分野を得点源にしようと考えていたことと、他の受験生が答えられる問題を逃したくなかったことから、まずはKALSの生命科学をしっかり勉強することにしました。
実際にKALSで勉強し合格する中で、少なくとも私はKALSなしでは筆記試験を通過できないと感じました。

私の勉強開始~合格までの成績は以前の投稿に記載しているので、そちらも参考にしながら学習計画のお役に立てれば幸いです。
質問や相談なども随時受け付けております。
お読みいただきありがとうございました。

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