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「薔薇のなかの蛇」

恩田陸さんの「薔薇のなかの蛇」を読みました。
「理瀬シリーズ」17年ぶりの新作ッ!

出ていると知らなくて、本屋で見かけた瞬間「アアアアアアア"!?」と叫びながらレジに走りました。

私には夏は京極夏彦さん、秋は恩田陸さんを読むというマイルールがあります。
これも秋になったら読み返さないといけないやつー!!!!!!ホットのロイヤルミルクティー作って飲みながら読まないといけないやつー!!!!!!
ハロウィンハロウィン🎃

あらすじはこちら


以下ネタバレをほんのちょっと含みます。



上質!
文章からして上質…!!!

読んでる間、ずっと「いいものを読んでいる」と感じてしまうそんな文章…!
ミステリとしてはちょっとだけズルいかなあ、と思ってみたり。
というのも、ヨハンの背景を知らないと分からないから、シリーズ読まずにこれ読むと「???」ってなっちゃうかもです。

……なんだけど、そうなんだけど、それを感じさせない質の高さ。はあ最高。

というかもう世界観が最高。
もともとイギリス好きというのもあるけれど、ゴシック感のある洋館に怪文書に連続殺人とかはあもう……

待ってて良かった…
できれば続刊はもう少しだけ…はやく…出していただけると……私の魂が救われます…!!


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