記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

読書週間

今週はマイ読書週間になってしまいました。
「愛と死」(武者小路実篤)と「潮騒」(三島由紀夫)の二冊を読みました。

二冊を読み比べて思ったのが、三島由紀夫が書く文体は、男の匂いというか香りがしてきます。逆に武者小路実篤の書く文書は、優しく柔らかい女性的な感じです。あくまで個人的な主観です。

「潮騒」は、予想と違う展開でした。
サスペンス劇場のような、男と女のドロドロした奪い合いを繰り広げるのかと思っていたら、全然違っていました。

純 愛 です。

「潮騒」に出てくる青年と娘は、いくつかの偶然(タイミング)に導かれて、二人の距離は電光石火の早さで縮まっていきます。


武者小路実篤の「愛と死」は、タイトル通りの展開となりました。

大切な人との出会い。
人生最高の時。
身に降りかかった最悪な出来事。
そして奈落の底へ。

「愛と死」は、はじめから警戒して読んでたためなのか、読んでる本を机に叩きつけることもなく(本は大事に!)、そんなに心にダメージはなかったです。
武者小路実篤の小説では「友情」の方がかなりダメージ喰らいました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?