見出し画像

私はMtFレズビアン?

 性同一性障害(GID (Gender Identity Disorder) と言われたりする)(現在は性別違和・性別不合と変更されている)とは、自分の産まれ持った身体の性と、心の性が一致しない状態のことを指します。セクシャルマイノリティの代表的な呼び方 LGBTQ の T(トランスジェンダー)にあたります。
(L:レズビアン、G:ゲイ、B:バイセクシャル、Q:クエスチョニング)

トランスジェンダーには、MtF、FtMがいて、MtFは男性として生を享けたが、女性として生きることを望み、男性から女性へ性別を移行している人、又は移行したトランスジェンダーの方を指し、トランス女性と呼ばれたりします。FtMはその逆にあたります。
また、MtX、FtXと呼ばれる人達もいて、その方たちは、どちらの性にも属さない、又は属したくない中性的存在の人達です。

 私はどの部類に属するのか? MtF? 実際、女性として生きることを望み、女性ホルモン剤などを摂取するなど、女性へと移行する行動を取っているので、MtFと言えると思います。また、性的指向は女性となるので、MtFレズビアンということになります。

MtFの方の中には、MtFレズビアンに対して、女性と肌と肌を合わせるなど、理解できない行為で、ましては子供がいるとなると「本当は身も心も男性なのでしょ、(ただの変態)」、と鋭い言葉の槍を心に突き刺してきたりするのです。何とかその槍は引き抜くのですが、一度傷ついた心は、何かのきっかけで、うずいたり痛み出したり、結構風当りが強かったりします。

 私が実際に女性へと移行する行動を取り始めたのが、2020年の5月1日、初めて女性ホルモン剤を口にした。その時は助産師の妻にも内緒でした。医師の処方も受けずに、ホルモン剤を服用することを、フラホル(フライング・ホルモン)と言ったりします。

女性ホルモン剤の摂取により変わっていく体や、揺れ動く心の変化、妻へのカミングアウトは次回に回したいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?