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【流石セガ】本格音ゲー『プロジェクトセカイ カラフルステージ!』について解説

 皆様、こんにちは。華月すみれです。
 この記事では、今朝の記事でお伝えした通り『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』について記事にさせてもらおうと思う。
 例によって例のごとく、ネタバレが過分に含まれますのでネタバレが困る方はブラウザバックを。

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◇『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』はかなり挑戦的

 さて、本編の解説に入る前に、このゲームについて少しだけ説明しようと思う。
 このゲームの制作はプロジェクトDIVAシリーズの生みの親SEGAと、BanG Dream!で有名なCraft Eggだ。

 リリース直前までの最終事前登録者数は1,143,962人と多め。(原神は異常だったね)
 初音ミクの楽曲を中心にカバーしていくということで、『ロキ』や『ビバハピ』、『スイートマジック』に『ヒバナ』など、リリース段階で既に名曲揃い。
 個人的にMitchie M氏の楽曲は非常に好きなので、彼の楽曲が入っているという時点でプレイする前のアプリの評価は☆5中☆10という感じ。個人的には今後大江戸ジュリアナイトとか実装してほしい。
 実は、私はこのゲームをリリースするというのはかなり挑戦的な企画だと感じている。
 理由として、そもそも初音ミク自体が強大なコンテンツ過ぎる、と言うことだ。
 初音ミクのゲーム自体は星の数ほどリリースされてきたのではないかと感じているのだが、基本的にゲームの仕様は音ゲーなどが多かったと思う。プロジェクトDIVAやプロジェクトmiraiでも、この仕様は変わらなかった。音ゲー以外の要素があるとすればマイルーム機能や壁紙程度。
 しかし、このゲームはソシャゲ化するにあたって、キャラクターたちにシナリオを与えている。
 これは、裏を返せば下手なシナリオを書くことはできないということだ。初音ミクのゲームシリーズを作り続けているSEGAから、公式の設定としてシナリオがリリースされてしまえばそれは「公式」として残り続ける。「これは解釈違いでした、なかったことにしてください」とはできない。ミクやほかのヴァーチャルシンガーたちが、そのセリフを言ったことになるのだ。
 だからこそ、私はこのゲームをリリースさせたこと自体前衛的なことだと考えている。
 見出しに書いた「挑戦的」というのはそういう事だ。

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◇いざ、ゲーム開始

 さっそくリリースされてからプレイしようとゲームを起動。

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マスタデータの保存に失敗しました

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 何度アンインストールとインストールを繰り返してもこの表示が出続ける。
 うーん。

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 後で分かったのだが、このマスタデータというもの、どうやら端末本体のデータ保存領域に保存ができないわけでなく、サーバー側に保存ができないということらしい。
 と、いうことで、今からプレイする大きいお友達のみんなは他のプレイヤーに負けないように連打してサーバーの保存領域を勝ち取ろう。

◇ゲームスタート

 長い連打ゲーも終わりゲームがスタートすると、初音ミクがいきなり現れた。
 このゲームの制作は前述したとおりSEGAとCraft Eggだ。
 これは音ゲー要素だけではなく、シナリオも期待できそうだ。
 とはいうものの、ソシャゲの音ゲーというのは大抵出だしはコけ、アップデートを重ねていくごとに良ゲーになっていくイメージだ。バンドリがそうだった。
 一応私はプロジェクトセカイ(以降プロセカ)のデモ版をプレイしていた。デモ版でも長押しの判定などが結構ガバく、製品版でそこが修正されることを期待しながらゲームを起動。
 するとこんな画面が表示された。

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 なんだかこの自分に合ったものを選んでいく感じ、ポケモン不思議のダンジョン冒頭の波動の色を検知するシーンが真っ先に思い出された。
 これを選んでいくと、私は「Leo need」にたどり着いた。一応事前から気になっていたチームだったのでそのまま選択。
 ここで適当に選んでてもお目当てのグループにたどり着くことができるので、ここをわざわざリセマラする必要はない。
 ストーリーが始まり、さっそく読んでいく。
 Leo needのチュートリアルシナリオは、チュートリアルシナリオなのにもうすでにノスタルジーが感じられる。
 かぁーっ、いいねぇ、こういうの!
 これは、バンドリ同様シナリオにも期待ができそうだ。

 音ゲー要素についても、デモ版とどう変わったのか試してみることに。
 動画を用意しようと思ったのだが仕様なのかipadの画面収録を使ったら音が入らなかったので、動画がないのはご容赦願いたい。
 結論から言うと、デモ版よりかなり良くなっている。
 ただ、長押しの判定は依然としてシビア。だがこのシビアさは言うならArcaeaレベルのシビアさ。音ゲーマーにとってはちょうどいいシビアさなのではないだろうか。
 実際プレイしていてかなり良くなっていると感じる。たまに抜けたりするのはソシャゲだから仕方ない。

◇ガチャも引いてみた

 さて、気になっている人もいると思うので、このゲームのガチャの排出率についても少しだけ説明しておこうと思う。
 このゲームの排出率は以下の通り。

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 最高レアリティの排出率は3%と、まあ普通ではなかろうか。
 FGOの☆5の3倍出る。
 まあバンドリでもそうだったが、基本的に全曲フルコンする程音ゲー自信ニキじゃない限り、高難易度帯の曲をクリアするためにはある程度レア度の高いキャラは必要だし、スコアを伸ばすためにも高レア度帯のキャラは必要だ。
 私の個人的なモットーとして、「良質なコンテンツには金を落とせ」というものがある。したがって、プレイヤースキルで何とかできないのが悲しいとか言って課金ケチろうとするやつはおとなしくコンシューマー版を買え。ソシャゲとはこういう物だ。

◇総括

 現状、プロセカの人気はバンドリの初動より高いと思われる。
 また、Craft Egg側もバンドリでのノウハウが活かされているのか音ゲーに対しての評価も概ね良好といったところ。
 もし音ゲーやヴァーチャルシンガーが好きなら、一度プレイしてみる価値はあるのではないだろうか。

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