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自分を愛せなくても、他人は愛せる

コロナ禍になってからというもの、「SELFLOVE」というキーワードが社会に浸透し始めているのを感じる。いわゆる、「自己肯定感」というやつだ。

雑誌でも「ご自愛」特集がここぞとばかりに組まれ、時代も変化したなぁ〜と感じる。その流れ自体はとても歓迎すべきものだと思っているし、コロナ禍で気軽に外に刺激を求められなくなった結果、自分の内側をジャーニーする機会が増えたというのはすごく豊かで、人間が本来大切にすべき時間だと思う。

でも、それと同時によく聞こえるようになってきた言葉「まず自分を愛さないと、他人を愛することは出来ない」という言葉には、違和感を覚える。

もちろん、自分を愛せるように、自分を好きになれるような何かに日々小さなトライを積み重ねるとか、そういった取り組み自体はすごく素敵なことだし、私もしょっちゅうやっている方だと思う。

でもやっぱり、自分サイコー!って思える日もあれば、すんごく嫌になってしまう日もあって、それってしょっちゅう上下する。

そんな状態だと他人を愛せないのだろうか?

全く「ノー」だと思う。

私には大切なものも大切な人も、そんなにたくさんではないけれど確かにいて、それはちゃんと「愛」だ。でもそれと同時に、「自分を愛してますか?」と、もしインタビュアーに聞かれた時に「はい」と自信を持って言えるほど、ポジティブにもなりきれない。

それは幾度となく様々な方法で克服しようとしてきた自分の過去のトラウマが、やっぱりどうしても消えないからだ。その影は濃くなったり、限りなく薄くなったりと日によって濃淡はあるが、見え隠れするので、やはりもう自分を構成する要素の一つだと認めざるを得ない。

でも、それでもいいんだと最近は思う。

だから、「自分を愛す」ということばを、どうか呪いに変えないで欲しい。愛せる日もあれば愛せない日もある、そんな不完全な自分を受け入れられる日もいつか来るかもしれない。

大丈夫、自分を100%愛せなくても、他人は愛せるから。

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