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母の呪いが解けた日

昨日、ふと目に止まったニュースで、「努力出来ない脳」というものがあることを知った。

「努力出来ない」って、今までに言われたり自分で感じたりしたことのある人には、どうしても重ーい響きで胸に刺さってくるこの言葉。かくいう私もその一人。

そのニュースによると、人間の脳には何かタスクを与えられた時に、元々の性質として「努力出来る」報酬系の働きが良い脳と、「このタスクにかける努力は不必要だ」と判断し働きを弱める判断をする島皮質の働きが良い脳とに大きく分かれるそう。

そう、努力出来ないのは、性格じゃなくて、脳の性質だったのだ。

そのことを知って、私は子供の頃からの自分の呪いがひとつ溶けた思いがした。過去を思い出してみるといつも、私は小さい頃から母に「基礎を身につけなさい」「地道に、コツコツ」など言われ続けて育ってきたことがたまらなくしんどくて、プレッシャーだった。「コツコツ」するのがほんっと〜〜〜に苦手だったから。

ピアノを習っても習っても、いつまでたっても上手くならない。音楽活動を始めた時に始めたブログも全然書けなかったし、今だって、とある映画の撮影準備をきっかけに更新の止まったままのstand.fmがある。(笑)

でもこの全部が、自分の脳の性質ゆえだったとしたら、めちゃくちゃ救われるじゃないか!

だから、コツコツ努力出来る人は本当にすごいんだぞ、よしよし。というのと、努力出来ない人もあなたのせいじゃない、それはあなたの脳の性質のせいだから、落ち込む必要一切なし、ということ。

もうさ、自分に優しく優しく生きていこう。

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