君の景色に

特別になりたい
これは傲慢な願いなのか

そんな奇跡に近いような想いを
根拠のないおまじないでたくさん包んで
空に投げる

素敵な人なんて数え出したらキリがない
可愛い人も賢い人も
世界に名前を轟かせている人も

でもそんな人よりも誰よりも
あなたの瞳に映る特別な人になりたい

空に投げたこの言葉はいつになったら
君に届くのか

大好き

この言葉ほど言われて嬉しい言葉は
ないかもしれない
また一方で、人を傷つけるわけでもないのに
こんなにも口にすることを躊躇うのも
この言葉しかない

今日も願う
届け届と

明日の君が見る景色に私はいますか